書籍詳細:グローバル・タックスの理論と実践

グローバル・タックスの理論と実践 主権国家体制の限界を超えて

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
在庫僅少
発刊年月
2019.03
ISBN
978-4-535-55921-9
判型
A5判
ページ数
280ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

グローバル・タックスとは何か、理論的な分析を行い、どのような形で実現されるべきなのか、その理念や理想型を検討していく。

目次

はじめに(上村雄彦・望月爾・津田久美子)

第1章 グローバル・タックスとは何か(上村雄彦・望月爾・津田久美子)

第2章 グローバル・タックスの哲学的基礎:
      私たち相互の倫理的関係とグローバル・タックス(伊藤恭彦)

第3章 グローバル・タックスの経済学的基礎づけ:
     ナショナルな次元を超える論理の模索と現実の動向(和仁道郎)

第4章 グローバル・タックスと租税法律主義(兼平裕子)

第5章 グローバル・タックスと多国籍企業(金子文夫)

第6章 国際要因と国内要因からみたグローバル・タックスの課題と機会:
     パリ協定に向けた国連気候変動交渉における国際運輸部門への課税・
     課金提案を事例に(田村堅太郎・清水規子)

第7章 グローバル・タックス収入の支出の効果:
     国際医療品購入ファシリティと京都議定書適応基金の事例(森 晶寿)

第8章 グローバル・タックスの政治過程:
     EU金融取引税の歴史的意義の考察(津田久美子)

第9章 国際課税における多国間主義とグローバル・タックスの可能性(望月爾)

第10章 グローバル・タックスと世界政府論構想(上村雄彦)

おわりに(上村雄彦)

索引
執筆者一覧

書評掲載案内

■『赤旗』2019年6月30日(日)9面にて掲載
評者:山田博文 氏(群馬大学名誉教授)