書籍詳細:公共経済学と政治的要因

法政大学比較経済研究所 研究シリーズ33 公共経済学と政治的要因 経済政策・制度の評価と設計

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発刊年月
2019.03
ISBN
978-4-535-55939-4
判型
A5判
ページ数
208ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

公共経済学のこれまでの蓄積をふまえ、政府の意思決定に関するモデルの提示と分析を行い、具体的な経済政策の成果を検証する。

目次

第1部 基礎理論 
 
 第1章 コアリション・プルーフ・ナッシュ均衡理論
      ーー戦略的補完・代替ゲームへの応用に関する展望
      ……篠原隆介
 
 第2章 戦略的代替ゲームにおける提携均衡
      ーー提携離脱の自己拘束性と不可逆性について
      ……篠原隆介


第2部 応用理論分析
 
 第3章 自発的な代表者交渉と公共財供給
      ーー戦略的委託と少数派および多数派の経済厚生
      ……篠原隆介

 第4章 EU一般データ保護規則 (GDPR) の経済分析
      ……新井泰弘

 第5章 課税平準化モデルにおける近視眼的政府の選択
      ……小林 航

 第6章 高齢化と政府支出乗数
      ……平賀一希


第3部 実証・制度分析

 第7章 地方交付税のリスク・シェアリング機能と
      自治体の歳出平準化要因
      ……小林 航

 第8章 アベノミクスは失業を改善させたのか?
      ……宮崎智視