書籍詳細:学校を変える いじめの科学

学校を変える いじめの科学

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫あり
発刊年月
2019.04
ISBN
978-4-535-56377-3
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3037
ジャンル

内容紹介

経験則だけでは子どもを救えない。国内外で蓄積された科学的知見に基づく、かつ現場で〝使える〟いじめ対策を平易に解説。

目次

序章 いじめ対策になぜ「科学」が必要なのか
    ──経験則の罠

【第1部 いじめを科学で捉える】
1章 いじめをキーワードで定義する
    ──「いじめ」と「いじり」を切り離す
2章 加害者──シンキング・エラーをどう正すか
3章 被害者──沈黙・孤立を防ぐために
4章 傍観者──いじめ防止の鍵を握る存在
5章 ネットいじめ——現状と対策
6章 いじめを縦軸と横軸で整理する

【第2部 いじめを予防する】
7章 いじめ対策の前提
    ──教師が傍観者から脱し、加害モデルにならないこと
8章 包括的取り組みの必要性
9章 いじめ対策の全体デザイン
10章 いじめ予防授業を始める前に
11章 いじめ予防授業の具体的内容
12章 保護者支援のデザインと方法
    ──何を知らせ、どう支援するのか
13章 学校風土を改善する

【第3部 起こってしまったいじめに対応する】
14章 いじめが生じた後の具体的介入
15章 わが子が加害者・被害者になったとき、保護者は何をすべきか
16章 二次障害としてのいじめ
    ──いじめ重大事態に含まれる気になるケース

終章 教育に科学を

書評掲載案内

■『日本経済新聞』2019年6月8日(土)27面、読書欄にて掲載
■『日刊ゲンダイ』2019年6月27日(木)27面、情報BOOKSにて掲載
■『しんぶん赤旗』2019年7月7日(日)9面
■ 連載【橘玲の日々刻々】
 「いじめの解決には、教育に「科学」を導入し、いじめの温床になっている「学校風土」を
 実践的に変えていく方途を探ることが必要」ZAI ONLINE 2019年7月18日
 https://diamond.jp/articles/-/209094

■『週間教育資料』2019年10月7日号P48、ブック欄にて掲載
■『全私学新聞』2019年11月3日(日)6面、読書欄にて掲載
 「いじめを科学的視点で考察」