書籍詳細:クィアと法

クィアと法 性規範の解放/開放のために

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,500円(本体価格 5,000円)
在庫なし
発刊年月
2019.06
ISBN
978-4-535-52426-2
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

昨今注目を集めている、いわゆる性的マイノリティやLGBTの問題について、クィア理論に関わる諸テーマを取り上げて最先端の議論を紹介する論文集。

目次

【第1部 周縁化されたセクシュアリティ】
第1章 ケーキがあるのになんでセックスなんかするの?……池田弘乃
    ーー「アセクシュアルと法」を考えるために

第2章 シェレールとフーコー……関 修
    ーーフランス現代思想史における一挿話としてのペドフィリア

第3章 オープン・リレーションシップの可能性……志田哲之


【第2部 新たな性/生の実践】
第4章 ハッテン場……石田仁
第5章 コミュニティ……金田智之
第6章 トランスジェンダーと法……三橋順子


【第3部 異性愛規範との交錯】
第7章 カミングアウトしやすいのは「誰」なのか……三部倫子
    ーー「LGB」へのインタビューをジェンダーから読み解く

第8章 セクシュアリティ化されるマスキュリニティ……岡田桂
    ーーフィジカル・カルチャー雑誌における男性身体表象の変遷と
    ホモソーシャル連続体

第9章 ハイスミス映画のクィアと逸脱……菅野優香
    ーー冷戦下のホモセクシュアリティ