書籍詳細:憲法の普遍性と歴史性
憲法の普遍性と歴史性 辻村みよ子先生古稀記念論集
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定価:税込 14,300円(本体価格 13,000円)
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内容紹介
辻村みよ子先生(東北大学名誉教授・明治大学教授)の古稀を祝する論集。総論、ジェンダー、人権など、珠玉の力作41本が揃う。
目次
第1部 憲法総論
国の政治のあり方を最終的に決定する力……長谷部恭男
——リチャード・タック『眠れる主権者』について
憲法を解釈する権力……蟻川恒正
「自己統治」と「尊厳」……松田 浩
——ジョゼフ・タスマン研究序説
アレクシーの原理理論における形式的原理と立法裁量……毛利 透
J.M.バルキンの「枠組みとしてのオリジナリズム」に関する一考察……早川のぞみ
——法理学の視座からみたアメリカ合衆国の憲法解釈論におけるその位置づけ
「漸進主義の立憲政治」覚書……田村 理
——明治初期の立憲主義と「建国の体」
第2部 ジェンダー平等と家族・ポジティヴ・アクション
家族をめぐる観念と法手続に関する一考察……水野紀子
婚姻の自由の憲法理論的研究に関する覚書……佐々木くみ
「憲法と家族法」関係論……糠塚康江
——辻村憲法24条論の問題提起を受けて
憲法学における「家族」の位置づけに関する一試論……田代亜紀
裁判実務から法理論への還流……佐藤雄一郎
——辻村憲法学の新たな可能性と課題
「家族」と日本国憲法……若尾典子
——牧野英一の「家族保護」論
性の売買をめぐる権利と法……中里見 博
性刑法と憲法……齊藤笑美子
——刑法ポピュリズムかジェンダー平等の展開か?
ストーカーの法対策……小島妙子
——ハラスメント法制の視点から
ジェンダーの視点から見た刑務所……矢野恵美
——男性刑務官の執務環境、セクシャル・マイノリティ受刑者の処遇
平等の領域における第二次内紛……安西文雄
——間接差別に関わる理論のゆくえ
厳格審査の変遷……茂木洋平
——敬譲型の厳格審査とAffirmative Action
差別法をめぐる研究序説……新村とわ
——ポジティヴ・アクションも視野に
第3部 自由・個人の尊重
表現の自由に関する「アメリカ・モデル」の意味再考……阪口正二郎
パブリック・フォーラム論の限界?……中林暁生
公務員の政治的行為の制限に関する一考察……稲葉 馨
——「憲法改正手続法」を素材として
宗教法人でない「宗教団体」に対する政教分離原則の適用……西山千絵
——久米孔子廟訴訟の問題を中心に
暴力団排除条項とその運用をめぐる憲法的課題……新井 誠
個人の尊重とゲノム(遺伝)情報保護……建石真公子
——フランスにおける個人情報保護制度を例に
「働き方改革」と「勤労の権利」の再検討……清野幾久子
——「働く権利」を国民の側に
第4部 政治・選挙権・司法
政治制度と代表性……只野雅人
——近時のフランスでの制度改革論をめぐって
レファレンダムにおける「問い」について……井口秀作
自治体国際協力に対する適法性統制の日仏比較……大津 浩
インターカルチュラリズムとしての多文化共生……近藤 敦
「1票の較差」訴訟としての「公選法204条の憲法訴訟」・考……佐々木弘通
選挙権年齢の引き下げの意味と課題……関沢修子
「裁判官の市民的自由」と「司法に対する国民の信頼」の間……渡辺康行
——三件の分限事件から
行政機関による「前審」的裁判……佐藤寛稔
カナダにおける照会制度と司法……河北洋介
第5部 比較憲法・グローバル憲法
EU離脱問題後のイギリス憲法学における政治的憲法論……愛敬浩二
——その意義と課題、そしてその行方を注視する意味
ヴィシー政権下の法的効力とフランス国家の責任……伊藤純子
——オフマン=グレマヌ事件におけるコンセイユ・デタの意見を中心に
憲法院構成員任命手続への事前聴聞制導入について……江藤英樹
ポスト国民国家における「市民」……大藤紀子
「グローバル人権法」の可能性……江島晶子
——2019年1月23日最高裁判決補足意見を契機として
グローバル化に向き合うフランス公法学……山元 一
辻村みよ子先生略歴/著作目録
国の政治のあり方を最終的に決定する力……長谷部恭男
——リチャード・タック『眠れる主権者』について
憲法を解釈する権力……蟻川恒正
「自己統治」と「尊厳」……松田 浩
——ジョゼフ・タスマン研究序説
アレクシーの原理理論における形式的原理と立法裁量……毛利 透
J.M.バルキンの「枠組みとしてのオリジナリズム」に関する一考察……早川のぞみ
——法理学の視座からみたアメリカ合衆国の憲法解釈論におけるその位置づけ
「漸進主義の立憲政治」覚書……田村 理
——明治初期の立憲主義と「建国の体」
第2部 ジェンダー平等と家族・ポジティヴ・アクション
家族をめぐる観念と法手続に関する一考察……水野紀子
婚姻の自由の憲法理論的研究に関する覚書……佐々木くみ
「憲法と家族法」関係論……糠塚康江
——辻村憲法24条論の問題提起を受けて
憲法学における「家族」の位置づけに関する一試論……田代亜紀
裁判実務から法理論への還流……佐藤雄一郎
——辻村憲法学の新たな可能性と課題
「家族」と日本国憲法……若尾典子
——牧野英一の「家族保護」論
性の売買をめぐる権利と法……中里見 博
性刑法と憲法……齊藤笑美子
——刑法ポピュリズムかジェンダー平等の展開か?
ストーカーの法対策……小島妙子
——ハラスメント法制の視点から
ジェンダーの視点から見た刑務所……矢野恵美
——男性刑務官の執務環境、セクシャル・マイノリティ受刑者の処遇
平等の領域における第二次内紛……安西文雄
——間接差別に関わる理論のゆくえ
厳格審査の変遷……茂木洋平
——敬譲型の厳格審査とAffirmative Action
差別法をめぐる研究序説……新村とわ
——ポジティヴ・アクションも視野に
第3部 自由・個人の尊重
表現の自由に関する「アメリカ・モデル」の意味再考……阪口正二郎
パブリック・フォーラム論の限界?……中林暁生
公務員の政治的行為の制限に関する一考察……稲葉 馨
——「憲法改正手続法」を素材として
宗教法人でない「宗教団体」に対する政教分離原則の適用……西山千絵
——久米孔子廟訴訟の問題を中心に
暴力団排除条項とその運用をめぐる憲法的課題……新井 誠
個人の尊重とゲノム(遺伝)情報保護……建石真公子
——フランスにおける個人情報保護制度を例に
「働き方改革」と「勤労の権利」の再検討……清野幾久子
——「働く権利」を国民の側に
第4部 政治・選挙権・司法
政治制度と代表性……只野雅人
——近時のフランスでの制度改革論をめぐって
レファレンダムにおける「問い」について……井口秀作
自治体国際協力に対する適法性統制の日仏比較……大津 浩
インターカルチュラリズムとしての多文化共生……近藤 敦
「1票の較差」訴訟としての「公選法204条の憲法訴訟」・考……佐々木弘通
選挙権年齢の引き下げの意味と課題……関沢修子
「裁判官の市民的自由」と「司法に対する国民の信頼」の間……渡辺康行
——三件の分限事件から
行政機関による「前審」的裁判……佐藤寛稔
カナダにおける照会制度と司法……河北洋介
第5部 比較憲法・グローバル憲法
EU離脱問題後のイギリス憲法学における政治的憲法論……愛敬浩二
——その意義と課題、そしてその行方を注視する意味
ヴィシー政権下の法的効力とフランス国家の責任……伊藤純子
——オフマン=グレマヌ事件におけるコンセイユ・デタの意見を中心に
憲法院構成員任命手続への事前聴聞制導入について……江藤英樹
ポスト国民国家における「市民」……大藤紀子
「グローバル人権法」の可能性……江島晶子
——2019年1月23日最高裁判決補足意見を契機として
グローバル化に向き合うフランス公法学……山元 一
辻村みよ子先生略歴/著作目録