書籍詳細:壊されゆく子どもたち

壊されゆく子どもたち 夜回り先生の青少年問題論

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫あり
発刊年月
2019.11
ISBN
978-4-535-58743-4
判型
四六判
ページ数
192ページ
Cコード
C3037
ジャンル

内容紹介

不登校・ひきこもり、いじめ、虐待、自傷行為、OD、ドラッグ、自死、「8050問題」までを取り上げ、若者たちの変容と悩みを分析。解決法を明快に解説。

目次

日本が直面している子どもたちの不登校・ひきこもり、いじめ、虐待、自傷行為、OD、非行・ドラッグ、自死、「8050問題」までを取り上げ、社会環境の変遷とともに、若者たちの変容と悩みを分析し、その解決方法を明快に解説。
49万人の若者たちと関わってきた夜回り先生の「子どもたちに変わってほしいと願うのなら、まず、私たち大人が変わらなくてはならない」という言葉が心に響く。

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はじめに

第一章 青少年問題の歴史
一、昭和二〇年代――終戦後の混乱の中で
二、昭和三〇年代――復興から民主主義国家へ
三、昭和四〇年代――社会と対峙する若者たち
四、昭和五〇年代――落ちこぼれにさせられた若者たち
五、昭和六〇年代――消費者となった若者たち
六、平成七年〜平成一五年――ドラッグ世代の誕生
七、平成一六年〜現在――壊されゆく子どもたち

第二章 現代の青少年問題とその背景
一、閉塞的な社会状況と格差社会の中で
二、考えることをやめた子どもたち
三、夜の世界の子どもたち
四、夜眠れず「心を病む子どもたち」

第三章 青少年問題の現状
一、いじめ
二、虐待
三、不登校・ひきこもり
四、自傷行為
五、オーバードーズ
六、摂食障害
七、非行・犯罪・ドラッグ乱用
八、自殺願望と自死

第四章 青少年と心の問題
一、思考パターンが人生を作る
二、性格を決定する三要素
三、環境が与える子どもたちへの影響
四、自ら壊れゆく子どもたち
五、先入観と心の病
六、子どもたちのサインを見落とさない
七、環境と生活習慣の改善で心の病を予防する

第五章 青少年の心の問題の解決法
一、「心理学的解決法」
二、「医学的解決法」
三、「非論理的解決法」
四、「超越的解決法」
五、「超越論的解決法」

おわりに

書評掲載案内

■『公明新聞』2019年12月16日4面読書欄にて掲載
■『週間教育資料』2020年3月9日号 P48ブックコーナーにて掲載
■『日本教育新聞』2020年5月18日20面読書欄にて掲載
   評者:大久保俊輝(亜細亜大学特任教授)