書籍詳細:現代社会の歴史的位相
現代社会の歴史的位相
- 紙の書籍
定価:税込 5,170円(本体価格 4,700円)
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内容紹介
疎外論は有効性を失ったのか。本書は、マルクス疎外論の再検討を行なうとともに、現代社会の基本的特質をウェーバー、パーソンズ、マルクーゼ等の所説の検討を通して明らかにし、疎外論の再構築をめざす。
目次
序文 二つのウェーバー・シムポジウムをめぐって
前編 近代社会と同一性原理
序 章 問題の所在
第2章 予備的考察
第1節 ルカーチの「物像化論」とその双極性
第2節 ウェーバーの「魔術からの解放」とその含意
第3節 フォイエルバッハの「疎外論」と差異性原理
第3章 個体的所有の再建と同一性原理
第1節 ヘーゲルの「弁証法」と同一性原理
第2節 「労働と所有の同一性」と「個・即・類」の視点
後編 現代社会の構造変化
第4章 〈ウェーバー・シムポジウム〉とマルクーゼの問題提起
第1節 ドイツ社会学とアメリカ社会学の対立と交錯
第2節 ウェーバー体系の動態化
第3節 組織資本主義と官僚制
第5章 中間考察
第1節 ウェーバー体系とドイツ・ファシズム
第2節 権力・権威・正当性
第3節 フリードリックのディレンマ
第4節 モムゼンの方向転換とネオ・マルクス主義
第6章 パーソンズにおけるマルクス・ウェーバー問題
第1節 パーソンズにおけるウェーバー「継承」
第2節 「ホッブス的秩序問題」と功利主義批判
第3節 分析的抽象の高度化とマルクスの超克
第4節 『経済と社会』と利潤範疇
第5節 「権威・正当化および政治的行為」
第6節 制度的変動と進化説
第7章 『エロスと文明』および『一次元的人間』
第1節 組織資本主義と弁証法の停止
第2節 プロテスタント的禁欲と人間的自然の抑圧
第3節 組織資本主義と支配の再編成
第4節 マルクーゼのディレンマと技術主義的ユートピア
終 章 総括
第1節 社会的実質性と自然的実質性の乖離
第2節 現代社会論と文化=価値コードの位置
第3節 困難な道のり
前編 近代社会と同一性原理
序 章 問題の所在
第2章 予備的考察
第1節 ルカーチの「物像化論」とその双極性
第2節 ウェーバーの「魔術からの解放」とその含意
第3節 フォイエルバッハの「疎外論」と差異性原理
第3章 個体的所有の再建と同一性原理
第1節 ヘーゲルの「弁証法」と同一性原理
第2節 「労働と所有の同一性」と「個・即・類」の視点
後編 現代社会の構造変化
第4章 〈ウェーバー・シムポジウム〉とマルクーゼの問題提起
第1節 ドイツ社会学とアメリカ社会学の対立と交錯
第2節 ウェーバー体系の動態化
第3節 組織資本主義と官僚制
第5章 中間考察
第1節 ウェーバー体系とドイツ・ファシズム
第2節 権力・権威・正当性
第3節 フリードリックのディレンマ
第4節 モムゼンの方向転換とネオ・マルクス主義
第6章 パーソンズにおけるマルクス・ウェーバー問題
第1節 パーソンズにおけるウェーバー「継承」
第2節 「ホッブス的秩序問題」と功利主義批判
第3節 分析的抽象の高度化とマルクスの超克
第4節 『経済と社会』と利潤範疇
第5節 「権威・正当化および政治的行為」
第6節 制度的変動と進化説
第7章 『エロスと文明』および『一次元的人間』
第1節 組織資本主義と弁証法の停止
第2節 プロテスタント的禁欲と人間的自然の抑圧
第3節 組織資本主義と支配の再編成
第4節 マルクーゼのディレンマと技術主義的ユートピア
終 章 総括
第1節 社会的実質性と自然的実質性の乖離
第2節 現代社会論と文化=価値コードの位置
第3節 困難な道のり