書籍詳細:比較マルクス研究試論

比較マルクス研究試論 弁証法的方法の問題

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,990円(本体価格 2,718円)
在庫なし
発刊年月
1990.05
旧ISBN
4-535-57867-2
ISBN
978-4-535-57867-8
判型
A5判
ページ数
196ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

19世紀社会科学の華「人間社会の発展法則」の見地は、今や無用の長物になってしまったのか。マルクスとコントの論理構造の比較に斬新なメスを加え、人類史認識における弁証法的方法の意義の定位を試みる。

目次

第1章 「人間社会の発展法則」の論理的構造
 序 節 本章の課題
 第1節 「人間社会の発展法則」の論理的性格
 第2節 「人間社会の発展法則」理解における「概念論的」見地と「唯物論的」見地
 第3節 「単純な内生的発展」の論理的構造
 終 節 結
第2章 『聖マックス』論考
 序 節 本章の課題
 第1節 シュティルナーの主張の輪郭
 第2節 『聖マックス』の立脚点
 第3節 『聖マックス』におけるシュティルナー批判その1
 第4節 『聖マックス』におけるシュティルナー批判その2
 第5節 『聖マックス』におけるシュティルナー批判その3
 第6節 『聖マックス』におけるシュティルナー批判その4
 第7節 『聖マックス』におけるシュティルナー批判その5
 第8節 『聖マックス』におけるシュティルナー批判その6
 第9節 『聖マックス』前史
 終 節 結
補 論 マルクスの価値論
 序 節 本章の課題
 第1節 久留間氏において解釈として正当な基礎的諸論点
 第2節 久留間説において問題を含む諸論点
 終 節 結