書籍詳細:現代市民社会における法の役割
現代市民社会における法の役割 吉村良一先生古稀記念論集
- 紙の書籍
定価:税込 11,000円(本体価格 10,000円)
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内容紹介
原発訴訟、アスベスト訴訟など現在進行中の訴訟のほか、民法の最新議論・基礎理論まで意欲的な論考を多数収録した充実の論文集。
目次
第1部 原発事故賠償と原子力安全における法の役割
原賠法上の責任集中原則の信義則による制限的解釈論
…………松本克美
科学・技術水準への準拠義務と国の責任…………下山憲治
——原発事故賠償訴訟・名古屋地裁判決の検討を通じて
ふるさと喪失損害の意義…………若林三奈
——生活再建後になお遺る包括生活基盤の喪失・変容による機能障害
原発事故による「ふるさとの喪失」と集団訴訟…………除本理史
——被害総体の可視化にむけて
「福島原発避難者訴訟」の損害評価と請求方法…………米倉 勉
——被害の解明と救済を求める裁判の展開の中で
原発ADRの実相と課題…………大坂恵里
原発差止め訴訟(民事)と社会通念論…………神戸秀彦
——新規制基準・火山ガイドに触れながら
原子力損害賠償法の改正と危険責任立法…………大塚 直
——責任の範囲および責任主体の関係を中心として
第2部 アスベスト問題における被害者救済法理の展開
泉南アスベスト国賠訴訟と建設アスベスト訴訟の到達点と課題
…………村松昭夫
建設アスベスト訴訟と民法719条1項後段の責任…………石橋秀起
——高裁4判決の検討
建設アスベスト訴訟における建材メーカーの警告表示義務
…………渡邉知行
第3部 市民法と不法行為法の今日的課題
安全配慮義務における「特別な社会的接触の関係」と不法行為法規範
…………高橋 眞
不法行為法現代化に向けての覚書…………廣峰正子
——環境損害を題材に
差止請求権による「取引」強制の可否…………根本尚徳
——差止請求権制度と契約法との相互関係に関する考察をも兼ねて
用語「責めに帰す」の形成過程と諸外国の状況…………畑中久彌
靖国合祀訴訟に関する近時の裁判例の民法的諸問題…………吉田邦彦
——民法解釈方法論上の問題の一事例として
風営法規制を利用した出店阻止行為からの営業の保護と限界
…………和田真一
寄託中の動産の所有権移転…………松岡久和
——債権法改正の影響の有無
吉村良一先生略歴
吉村良一先生主要著作目録
原賠法上の責任集中原則の信義則による制限的解釈論
…………松本克美
科学・技術水準への準拠義務と国の責任…………下山憲治
——原発事故賠償訴訟・名古屋地裁判決の検討を通じて
ふるさと喪失損害の意義…………若林三奈
——生活再建後になお遺る包括生活基盤の喪失・変容による機能障害
原発事故による「ふるさとの喪失」と集団訴訟…………除本理史
——被害総体の可視化にむけて
「福島原発避難者訴訟」の損害評価と請求方法…………米倉 勉
——被害の解明と救済を求める裁判の展開の中で
原発ADRの実相と課題…………大坂恵里
原発差止め訴訟(民事)と社会通念論…………神戸秀彦
——新規制基準・火山ガイドに触れながら
原子力損害賠償法の改正と危険責任立法…………大塚 直
——責任の範囲および責任主体の関係を中心として
第2部 アスベスト問題における被害者救済法理の展開
泉南アスベスト国賠訴訟と建設アスベスト訴訟の到達点と課題
…………村松昭夫
建設アスベスト訴訟と民法719条1項後段の責任…………石橋秀起
——高裁4判決の検討
建設アスベスト訴訟における建材メーカーの警告表示義務
…………渡邉知行
第3部 市民法と不法行為法の今日的課題
安全配慮義務における「特別な社会的接触の関係」と不法行為法規範
…………高橋 眞
不法行為法現代化に向けての覚書…………廣峰正子
——環境損害を題材に
差止請求権による「取引」強制の可否…………根本尚徳
——差止請求権制度と契約法との相互関係に関する考察をも兼ねて
用語「責めに帰す」の形成過程と諸外国の状況…………畑中久彌
靖国合祀訴訟に関する近時の裁判例の民法的諸問題…………吉田邦彦
——民法解釈方法論上の問題の一事例として
風営法規制を利用した出店阻止行為からの営業の保護と限界
…………和田真一
寄託中の動産の所有権移転…………松岡久和
——債権法改正の影響の有無
吉村良一先生略歴
吉村良一先生主要著作目録