書籍詳細:ウェーバーの政治理論
ウェーバーの政治理論
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定価:税込 5,170円(本体価格 4,700円)
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内容紹介
20世紀最大の社会科学者の一人であるウェーバーは、また熱烈なナショナリストであり、多数の政治評論を残している。本書は、この政治論と壮大な社会学の関係に迫る、ウェーバー研究に新次元を画す野心作である。
目次
序 論 ウェーバー政治論研究の課題
1 政治的人間ウェーバー
2 モムゼンに対する反論
3 経験的政治分析としてのウェーバー政治論
4 ビーサムのモムゼン批判
5 ウェーバー政治論研究の課題
第1章 ウェーバーにおける国民国家と経済政策
第1節 東エルベ農業労働者問題とウェーバー
1 『東エルベ・ドイツにおける農業労働者の状態』
2 1893年の農政構想
3 「国民国家」形成の基盤
第2節 市民的=資本主義的発展か農業的=封建的反動か
1 1894年の農政構想
2 「工業国家としてのドイツ」
第3節 ウェーバーにおける「国民国家」
第2章 ウェーバー内政改革構想の形成と展開
第1節 プロローグ
1 1849年フランクフルト憲法
2 ハインリヒ・フォン・トライチュケの統一構想
3 1871年の帝国憲法
第2節 帝制ドイツにおけるライヒ=プロイセン問題
1 帝国の統一主義的要素の拡大
2 フリードリヒ・ナウマンの『民主主義と帝制』
3 ウェーバーのナウマン批判
第3節 大戦末期ウェーバーの内政改革構想
1 プロイセン選挙法改正問題
2 帝国の「議会主義化」
第4節 大戦後ウェーバーの国制構想
1 『ドイツ将来の国家形態』
2 ワイマール憲法とウェーバー
第5節 エピローグ
第3章 ウェーバーとドイツ社会民主党
第1節 ウェーバーと労働組合
第2節 ウェーバーと社会民主党
1 ブランク論文とその註釈
2 ロベルト・ミルヘスの社会民主党分析
3 ウェーバーの社会民主党観
第4章 ウェーバーの社会主義論
第1節 ウェーバーの計画経済論
1 実物計算の限界
2 貨幣計算の本質
3 経済計算と動機づけの問題
第2節 ウェーバーの社会主義政治体制論
1 「職業身分的代表制」
2 「自由な代表制」
3 経済生活の政治化と政治の経済化
4 官僚制的ライトゥルギー国家と生産者利害の統制
第3節 ウェーバーにおける市場と議会
第5章 ウェーバー政治論における正統性問題
第1節 世襲カリスマとその崩壊
1 カリスマ的王制とその「日常化」
2 議会主義的君主制
3 帝制の崩壊
第2節 カリスマ的・人民投票的民主制
1 カリスマの反権威主義的解釈がえ
2 1918年革命と「人民投票的民主制」
3 ワイマール共和制における人民投票的大統領
補 論 ウェーバーと『大審問官』
1 政治的人間ウェーバー
2 モムゼンに対する反論
3 経験的政治分析としてのウェーバー政治論
4 ビーサムのモムゼン批判
5 ウェーバー政治論研究の課題
第1章 ウェーバーにおける国民国家と経済政策
第1節 東エルベ農業労働者問題とウェーバー
1 『東エルベ・ドイツにおける農業労働者の状態』
2 1893年の農政構想
3 「国民国家」形成の基盤
第2節 市民的=資本主義的発展か農業的=封建的反動か
1 1894年の農政構想
2 「工業国家としてのドイツ」
第3節 ウェーバーにおける「国民国家」
第2章 ウェーバー内政改革構想の形成と展開
第1節 プロローグ
1 1849年フランクフルト憲法
2 ハインリヒ・フォン・トライチュケの統一構想
3 1871年の帝国憲法
第2節 帝制ドイツにおけるライヒ=プロイセン問題
1 帝国の統一主義的要素の拡大
2 フリードリヒ・ナウマンの『民主主義と帝制』
3 ウェーバーのナウマン批判
第3節 大戦末期ウェーバーの内政改革構想
1 プロイセン選挙法改正問題
2 帝国の「議会主義化」
第4節 大戦後ウェーバーの国制構想
1 『ドイツ将来の国家形態』
2 ワイマール憲法とウェーバー
第5節 エピローグ
第3章 ウェーバーとドイツ社会民主党
第1節 ウェーバーと労働組合
第2節 ウェーバーと社会民主党
1 ブランク論文とその註釈
2 ロベルト・ミルヘスの社会民主党分析
3 ウェーバーの社会民主党観
第4章 ウェーバーの社会主義論
第1節 ウェーバーの計画経済論
1 実物計算の限界
2 貨幣計算の本質
3 経済計算と動機づけの問題
第2節 ウェーバーの社会主義政治体制論
1 「職業身分的代表制」
2 「自由な代表制」
3 経済生活の政治化と政治の経済化
4 官僚制的ライトゥルギー国家と生産者利害の統制
第3節 ウェーバーにおける市場と議会
第5章 ウェーバー政治論における正統性問題
第1節 世襲カリスマとその崩壊
1 カリスマ的王制とその「日常化」
2 議会主義的君主制
3 帝制の崩壊
第2節 カリスマ的・人民投票的民主制
1 カリスマの反権威主義的解釈がえ
2 1918年革命と「人民投票的民主制」
3 ワイマール共和制における人民投票的大統領
補 論 ウェーバーと『大審問官』