書籍詳細:民法入門 債権総論[第4版]

民法入門 債権総論[第4版]

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発刊年月
2020.09
ISBN
978-4-535-52507-8
判型
A5判
ページ数
336ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:中級

内容紹介

“コンパクト”かつ“わかりやすい”債権総論の入門書としての魅力を維持しつつ、2020年施行の改正民法に完全対応させて復活。

目次

第1章 債権法と債権の意義

 1 債権法とその生成
 2 債権の意義と性質
 3 債権の社会的作用

第2章 第三者による債権侵害

 1 総 説
 2 債権侵害が不法行為になるときの賠償請求
 3 債権侵害による妨害排除請求権

第3章 特定物債権と種類債権

 1 債権の目的
 2 特定物債権
 3 種類債権

第4章 金銭債権、利息債権、選択債権等

 1 金銭債権
 2 利息債権
 3 選択債権
 4 任意債権

第5章 現実的履行の強制と自然債務

 1 対物執行
 2 債権の強制的実現
 3 自然債務

第6章 履行遅滞と履行不能

 1 総 説
 2 履行遅滞
 3 履行不能
 4 履行補助者の故意・過失
 5 賠償者の代位
 6 代償請求権

第7章 不完全履行

 1 総 説
 2 不完全履行の要件
 3 不完全履行の効果
 4 不完全履行と契約不適合責任
 5 安全配慮義務

第8章 受領遅滞

 1 総 説
 2 受領遅滞の要件
 3 受領遅滞の効果
 4 受領遅滞の終了

第9章 債務不履行による損害賠償の範囲

 1 総 説
 2 損害賠償の範囲
 3 請求権競合

第10章 損害賠償の特則

 1 過失相殺
 2 損害賠償額の予定
 3 金銭債権に関する特則
 4 遅延利息
 5 損益相殺

第11章 債権者代位権――責任財産の保全(1)

 1 責任財産保全の制度
 2 債権者代位権の意義と性質
 3 債権者代位権の要件
 4 債権者代位権の目的となりうる権利
 5 債権者代位権行使の方法
 6 債権者代位権行使の効果

第12章 詐害行為取消権――責任財産の保全(2)

 1 総 説
 2 詐害行為取消権の要件
 3 詐害行為取消権行使の方法と効果

第13章 多数当事者の債権債務と連帯債権・連帯債務
  ――多数当事者の債権関係(1)


 1 多数当事者の債権・債務――分割・不分割の債権・債務
 2 連帯債権・連帯債務

第14章 保証債務――多数当事者の債権関係(2)

 1 総 説
 2 保証債務の効力
 3 保証人の求償権
 4 共同保証
 5 連帯保証
 6 根保証
 7 身元保証

第15章 債権譲渡および債務引受

 1 総 説
 2 債権譲渡の自由とその制限
 3 債権譲渡制限の意思表示
 4 債権譲渡の対抗要件
 5 有価証券
 6 債務引受けおよび契約上の地位の譲渡

第16章 弁 済

 1 弁済の意義と性質
 2 弁済の提供

第17章 弁済受領者と弁済の充当等

 1 弁済受領者
 2 表見受領権者への弁済
 3 弁済の充当等

第18章 第三者の弁済と弁済による代位

 1 第三者の弁済
 2 弁済による代位

第19章 代物弁済・更改・供託

 1 代物弁済
 2 更 改
 3 供 託

第20章 相 殺

 1 総 説
 2 相殺の要件
 3 相殺の方法と効果
 4 差押えと相殺