書籍詳細:沖縄憲法史考

沖縄憲法史考

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在庫僅少
発刊年月
2020.09
ISBN
978-4-535-52518-4
判型
A5判
ページ数
360ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

沖縄の近・現代史を憲法を軸にして、日本の憲法から沖縄の現にある姿を、また、沖縄から憲法のあるべき形を、歴史をとおして問う。

目次

はしがき 解題を兼ねて

序章 憲法史における沖縄ーー日本国憲法制定過程からの排除


第1部 戦前の沖縄憲法史

第1章 沖縄と明治憲法

第2章 字宜野湾ーーひとつの村の民衆史

第3章 宮古島人頭税廃止運動の成功と請願権

第4章 「八重山共和国」構想のあとさきーー石垣史が放つ光彩


第2部 米軍占領期の憲法のあり方

第5章 沖縄戦後占領最初期の統治機構ーー「沖縄諮詢会」

第6章 占領期の統治機構の変遷
     ーー日本国憲法との接点を探りつつ

第7章 「裁判移送事件」
     ーー琉球政府裁判所による日本国憲法の潜在的適用

第8章 奄美群島の日本復帰と沖縄との関係


第3部 復帰以後の沖縄憲法史  

第9章 沖縄施政権返還と日本国憲法                          

第10章 復帰後の沖縄と日本国憲法
     ーー第1章・第8章における齟齬

第11章 沖縄本土復帰以降の人権保障の状況

終章 抵抗権の本来的機能ーー沖縄の民衆運動を念頭に

書評掲載案内

■『しんぶん赤旗』2020年11月29日 8面読書欄にて掲載
評者:仲山忠克(弁護士)