書籍詳細:アニメと戦争

アニメと戦争

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在庫あり
発刊年月
2021.02
ISBN
978-4-535-58753-3
判型
四六判
ページ数
264ページ
Cコード
C0076
ジャンル

内容紹介

『桃太郎 海の神兵』から『この世界の片隅に』まで、アニメに登場する様々な戦争。その系譜をたどり、社会との関係を問い直す。

目次

はじめに

1 『ゲゲゲの鬼太郎』という“定点”

2 『桃太郎 海の神兵』の同時代性と断絶

3 少国民世代、「戦争」を描く

4 『宇宙戦艦ヤマト』の抱えた分裂

5 誰も傷つかない「戦争ごっこ」の始まり

6 「ポスト戦後」時代の戦争アニメ

7 ポスト戦後の中の「過去の戦争」と「未来の戦争」

8 『紅の豚』の苦悩、『パトレイバー2』の現実

9 冷戦後の「アニメと戦争」を構成する三要素

10 二一世紀にアジア・太平洋戦争を語ること

おわりに

書評掲載案内

■『朝日新聞 夕刊』 2021年2月27日(土)2面にて掲載
「屈折した戦争観 アニメに」

■『新文化』 2021年3月18日(土)5面にて掲載
「気鋭の評論家が検証・解説

■『佐賀新聞』 2021年3月28日(日)11面にて掲載
■『中国新聞』 2021年3月28日(日)16面にて掲載
■『京都新聞』 2021年4月3日(土)14面にて掲載

■『朝日新聞』 2021年4月10日(土)18面にて掲載
「語り口変わり「究極のごっこ」へ」
評者:石飛徳樹(本社編集委員)

■『週刊読書人』 2021年4月16日(金)6面にて掲載
『「戦争」という視点から見るアニメ
「記憶」の時代に議論を提起する』
評者:池上賢

■『北日本新聞』 2021年4月24日(土)12面にて掲載

■『静岡新聞』 2021年5月23日(日)28面にて掲載
「日本社会の変化を逆照射」
評者:氷川竜介(明治大学大学院特任教授)

■『週刊読書人』 2021年6月18日(金)8面にて掲載
「アニメ史で知る戦争との距離感」
評者:桑山大介