書籍詳細:こころで関わりこころをつかう

こころで関わりこころをつかう 心理臨床への手びき その実践

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定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
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発刊年月
2021.03
ISBN
978-4-535-56396-4
判型
A5判
ページ数
192ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

稀代の心理臨床家・田中千穂子引退の報に接した教え子たちが、日々の臨床の中で何を感じ、考え、奮闘しているか、を報告する。

目次

第1部 総論

こころをつかうことをめぐって
――こころ・ことば・関係性
 田中千穂子


第2部 「こころをつかう」実践

◆第1章 わかることをめぐって
こころが動き出すとき、何が起きているのか
  ………菅沼真樹

こころをつかえなくなるとき、何が起きているのか
  ………櫻井未央

どのようにしてクライエントを理解することができるか?
  ………八巻絢子

どうすればもっとからだごとの共感ができるだろう
  ………山田美穂


◆第2章 多職種と働くなかで
テスターはこころをつかえるか
  ………平野真理

多職種で担う「心のケア」に生かしたい心理士の専門性とは?
  ………坂井玲奈

うまくいかないケースから学ぶ心理士の役割とは?
  ………森岡さやか

治療の「枠」って何だろう?
――あなたと私のいまとここを見つめて
  ………関 真由美


◆第3章 共に歩むために
「共に歩もうとの姿勢を崩さない」とは、どういうことか
――子育て支援の現場から
  ………石井朋子

どのようにつながるのか
――“きこえる”心理士の体験から
  ………広津侑実子

クライエントの人生にどう出会うのか
  ………小野田奈穂

主体的な思考とはどのように育まれるのか
――障碍心理学の授業をめぐって
  ………中島由宇


◆第4章 そだちを見つめて
プレイセラピーでは何をしているのか?
  ………梅垣沙織

こころをつかって向き合うとは――箱庭ケースを通して
  ………葉山美織 

学生相談カウンセラーの成長とは何か
  ………中島正雄

セラピストの加齢はプレイセラピーにどう影響するのか?
――失うもの/培われるもの
  ………内海新祐


あとがき――手を引かれて来た場所の先へ
  ………内海新祐


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