書籍詳細:刑事裁判は生きている

刑事裁判は生きている 刑事事実認定の現在地

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発刊年月
2021.04
ISBN
978-4-535-52490-3
判型
A5判
ページ数
340ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

犯罪の事実認定の要となる重要テーマについて、近年の刑事裁判の変革の歩みをたどり、実務の到達点と、今なお残る課題を論じる。

目次

第1章 事実認定適正化の歴史的鳥瞰図――総論として

第2章 証拠開示

第3章 経験則

第4章 注意則――信用性判断の系譜1

第5章 供述心理学――信用性判断の系譜2

第6章 可視化記録媒体の活用――信用性判断の系譜3

第7章 情況証拠

第8章 科学的証拠――DNA型鑑定
    付:《アディショナル・イシュー》
『再審無罪 東電OL事件――DNAの闇が暴いた闇』解説

第9章 類似事実

第10章 被告人質問

第11章 黙秘権

第12章 再審

最終章 刑事事実認定の現在地――その明と暗

[対談]これからの裁判官に期待するもの  木谷 明×門野 博

あとがき
判例索引

書評掲載案内

■『季刊 刑事弁護』108号 p211ブックレビューにて掲載
評者:村井宏彰(東京弁護士会)
「冤罪を絶対に防止する、第一歩は事実認定の適正」