書籍詳細:数学文化 第36号

シリーズ:数学文化

数学文化 第36号

の画像の画像
  • 日本数学協会
  • 編集
  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫あり
発刊年月
2021.08
ISBN
978-4-535-60266-3
判型
B5判
ページ数
116ページ
Cコード
C3041
ジャンル

内容紹介

論理的とはどういうことか? どうすれば身に付けられるのか? 論理と非論理をめぐって、さまざまな視点から論じる意欲的特集。

目次

_____________________________________________________

特集=数学の論理・社会の論理・日常の論理
_____________________________________________________

定義とは何か――《定義》という平凡な言葉に隠れた数理と哲理
  ……長岡亮介

「奴隷の仕事」の復権……竹山美宏

論理の果ての現象……矢崎成俊

論理にとって「文学」とは何か――「学習指導要領」の破綻
  ……紅野謙介

  *

子どものゼロ・算数のゼロ・数学のゼロ……谷口 隆

科学的と論理的の間……内田麻理香

論理・論理・論理……吉田弘幸

PCR検査の統計と論理……谷 克彦

論理的思考のためのブックガイド――数学の論理から社会の論理へ
  ……宮永 望

_____________________________________________________

●トピックス
中日数学の近代化の歩みが意味するもの……薩日娜
早川学而先生と『初等数学』……松田康雄

●東西珠算事情
米国施政権下から立ち上がった「沖縄の珠算界」……宮城清次郎

●歴史小説[第14回]
陸奥への旅立ち(後編)……鳴海 風

●遠山啓『数学入門』を読む[12]
 はじめてのイプシロン・エヌ論法……宮永 望

●巻頭言/記号から概念へ……清水勇二

●エッセイ/数学切手で楽しむ……寺尾憲二

●数学月間だより……谷 克彦