書籍詳細:地方公務員の給与システムに関する研究

地方公務員の給与システムに関する研究

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発刊年月
2021.12
ISBN
978-4-535-52571-9
判型
A5判
ページ数
252ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:中級

内容紹介

地方公務員の給与は国家公務員や民間事業従事者と比べて高いのか。地方創生が叫ばれるいま給与システムの根幹を問う意欲的研究。

目次

序 章 地方公務員の給与の在り方についての問題意識
 第1節 地方公務員の給与をめぐる状況
 第2節 問題意識と本書の目的・構成等

第1章 公務員制度及び公務員給与制度の現状
 第1節 公務員とは何か
 第2節 公務員の種類
 第3節 公務員給与制度の概要

第2章 地方公務員制度とその給与システムの歴史的変遷
 第1節 明治から終戦までの状況
 第2節 戦後の地方公務員制度確立過程における状況
 第3節 21世紀直前までの公務員給与の状況

第3章 地方公務員給与の均衡概念
 第1節 自治省が主張する「均衡の原則」
 第2節 自治省の見解に対する反論
 第3節 国家公務員と地方公務員との給与比較

第4章 21世紀における公務員の給与制度改革等の状況
 第1節 公務員の総人件費削減に向けた経緯
 第2節 給与構造改革
 第3節東日本大震災後の公務員給与減額支給措置等
 第4節 給与制度の総合的見直し

第5章 21世紀における地方公務員の給与の状況
 第1節 地方公共団体の給与構造改革等への対応状況
 第2節 21世紀における地方公務員の給与水準の状況
 第3節 地方公務員給与と地方財政との関係

第6章 公務員給与と民間給与との比較方法等
 第1節 官民給与比較方法
 第2節 公民給与比較方法及び独自給料表作成に対する総務省の助言

第7章 諸外国における公務員給与決定方法
 第1節 先行研究における各国公務員給与決定方法の類型化
 第2節 西側先進諸国における地方公務員の給与決定方法

第8章 地方公務員の給与システムと地方自治権
 第1節 地方公務員の給与システムにおける地方自治権の必要性
 第2節 地方公務員の給与システムの課題と改革の方向

終 章 地方公務員の給与システムの在り方
 第1節 本書のまとめ
 第2節 残された課題