書籍詳細:刑事準備手続論

南山大学学術叢書 刑事準備手続論

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発刊年月
2022.03
ISBN
978-4-535-52615-0
判型
A5判
ページ数
354ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

比較法的研究成果を踏まえ、刑事訴訟におけるあるべき準備手続のあり方を提示し、日本の公判前整理手続等についても考察する労作。

目次

序 章


第1章 刑事訴訟における準備手続の役割と構造

 第1節 イングランド・ウェールズにおける答弁指示聴聞
 第2節 アメリカ合衆国における公判前会議
 第3節 わが国の刑事訴訟における準備手続論の展望
 第4節 おわりに


第2章 公判前整理手続の手続的規制とその諸問題

 第1節 公判前整理手続の手続的規制
 第2節 公判前整理手続の手続的地位と証拠請求制限・主張制限
 第3節 公判前整理手続と訴因変更


第3章 刑事準備手続における手続の意義と機能

 第1節 刑事訴訟における証拠保全機能についての一考察
 第2節 公判前整理手続における証拠開示制度の課題と展望
 第3節 裁判官と裁判員との役割分担について


終 章

書評掲載案内

■『季刊刑事弁護』2023年春号(No.113)P182
「証拠開示制度の拡充に関する有益な提言」(評者:大阪弁護士会 水谷恭史氏)