書籍詳細:消費者法の作り方

消費者法の作り方 実効性のある法政策を求めて

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発刊年月
2022.03
ISBN
978-4-535-52635-8
判型
A5判
ページ数
256ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

民法・消費者法はもちろん、基礎法や会社法、行動経済学といった分野横断的な知見を交え、「消費者法の作り方」を鍛え上げる。

目次

[1] 消費者法の作り方――企画の趣旨と導入的説明
      ……丸山絵美子・西内康人

[2] 価値と分配と効率性――消費者法の位置付けの前に
      ……大屋雄裕

[3] 契約締結過程と行動経済学……西内康人

[4] 消費者法分野における民事立法の形式をめぐって
      ……吉政知広

[5] 消費者契約の協働的形成に関する一考察……松田貴文

[6] 消費者法の規範・実現主体のベターミックスはいかにして可能か
    ――消費者契約法4条と広告・勧誘規制の将来について
      ……丸山絵美子

[7] 企業における行動学的転回(behavioral turn)と
    消費者取引規制の在り方……得津 晶

[8] 消費貸借法制と行動経済学……西内康人

[9] 英国ペイデー・ローン規制にみる消費者信用法制
    ――上限金利規制を中心に……牧 佐智代

[10] 消費者信用に関する国際的な規範形成
     ――国内での規範形成に対する外在的制約要因……横溝 大

[11] 消費者法制と税法……高橋祐介

[12] 消費者法分野における自主規制の作り方
    ――消費者委員会(第6次)消費者法分野におけるルール形成の
    在り方等検討ワーキング・グループ報告書の紹介
      ……森貞涼介

[13] 座談会:消費者法の改正動向を論じる
    ――「消費者法の作り方」総括(2021年春)
      ……福島成洋・室岡健志・吉政知広・西内康人・得津 晶・
      丸山絵美子