書籍詳細:犯罪学におけるコントロールモデルの展開と犯罪原因論の課題

犯罪学におけるコントロールモデルの展開と犯罪原因論の課題

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発刊年月
2022.03
ISBN
978-4-535-52642-6
判型
A5判
ページ数
196ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

犯罪学におけるコントロール理論を検証する方法を提案し、同時に統計解析方法を用いて実証的妥当性を評価する総合的研究の書。

目次

序 章 犯罪学における犯罪原因論の展開

第一部「理論編」

第1章 コントロールモデルの学説史的展開 その1
第2章 コントロールモデルの学説史的展開 その2
第3章 セルフコントロール理論の論争点とその検討


第二部「実証編」

第4章 ネオ・セルフコントロール理論の検証:コア仮説
第5章 ネオ・セルフコントロール理論の検証:普遍性仮説
第6章 ネオ・セルフコントロール理論の説明力の
    社会的文脈による変化の検討


第三部 評価・課題編

第7章 コントロールモデルから導かれる犯罪対策とその評価
第8章 日本の少年犯罪の最近の減少を犯罪学の観点から説明する
      ――セルフコントロール理論を中心に
第9章 コントロールモデルと犯罪原因論の課題

補 論 ハーシが再定義したコントロール理論を極東で検証する

あとがき

書評掲載案内

■『現代の社会病理』第37号P185〜P187にて掲載
評者:齊藤知範(科学警察研究所)