書籍詳細:マルクス主義法学の史的研究

マルクス主義法学の史的研究

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発刊年月
2022.04
ISBN
978-4-535-52451-4
判型
A5判
ページ数
520ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

生前、憲法学研究者として著名な著者がライフワークとして取り組んできた、戦前マルクス主義法学者の業績を深く分析した最後の単著。

目次

解 題/本 秀紀

序 論――本書の課題と方法(一九八五年)


第1部 日本マルクス主義法学の史的考察

第一章 日本マルクス主義法学の遺産とその継承
    ――理論史的総括の試み

第二章 日本マルクス主義法学の前提

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第2部 日本マルクス主義法学者の理論と足跡

第三章 平野義太郎における法学と社会科学

第四章 戦時下における平野義太郎法学の「転換」をめぐって

第五章 風早八十二とマルクス主義法学

第六章 加古祐二郎の法理論について
    ――マルクス主義法学形成史の一コマ

第七章 法哲学とマルクス主義法学――加古祐二郎の法理論

第八章 鈴木安蔵における憲法学研究の生成と展開

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第3部 マルクス主義法学の基礎理論

第九章 オーストリア・マルクス主義の法理論について
     ――日本マルクス主義法学発達史研究のために

第一〇章 オーストリア・マルクス主義とその法理論
     ――アドラーとレンナーを中心に

第一一章 ケルゼンとマルクス主義

第一二章 マルクス・エンゲルスの憲法思想

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第4部 マルクス主義古典研究

第一三章 『ヘーゲル国法論批判』(マルクス)(一八四三年夏執筆)
     『ヘーゲル法哲学批判序説』(マルクス)
     (『独仏年誌』一八四四年)

第一四章 『経済学・哲学手稿』(マルクス)
     (一八四四年四月~八月執筆)

第一五章 『ルートヴィヒ・フォイエルバッハとドイツ古典哲学の終結』
     (エンゲルス)(一八八六年執筆、『ノイエ・ツァイト』誌・
      一八八六年 校訂単行本・一八八八年)


あとがきに代えて/森 扶佐子