書籍詳細:ヒューマノミクス

ヒューマノミクス 人間性経済学の探究

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在庫あり
発刊年月
2022.05
ISBN
978-4-535-54035-4
判型
A5判
ページ数
452ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

経済学とは究極的には人間を「幸せ」にすることを念頭に置いた学問であるという点を重視し、新たな学問体系を構築する。

目次

序章 本書の狙い、構成、概要

第1部 人間を対象とする学問としての経済学

 第1章 人間性を重視する経済学の必要性
 第2章 アダム・スミスの人間観(1):市場・倫理・善
 第3章 アダム・スミスの人間観(2):人間の潜在能力
 第4章 人間の本性と社会経済システム:その捉え方


第2部 社会の理解方法:なぜ革新が必要か

 第5章 人間は利己心のほか利他心も併せ持つ
 第6章 人間は社会的ネットトークの中で生きる存在
 第7章 サービスに重点を置く社会観の必要性


第3部 経済学の再構築:三部門モデルへの拡張

 第8章 人間社会の的確な理解:三部門モデル
 第9章 三部門モデルの政策理論的根拠
 第10章 政策例(1):市場の賢明な活用
 第11章 政策例(2):企業と組織の良いガバナンス


第4部 未来を拓く「実践哲学」

 第12章 自己啓発はなぜ「より良い人生」をもたらすのか
 第13章 未来を拓く「実践哲学」の特徴と新展開
 第14章 スピリチュアリティ、より良い生き方、より良い社会

結語

書評掲載案内

■WEB『日経BOOKPLUS』経済学の書棚にて2023年4月4日掲載。
「アマルティア・セン 倫理学との結び付きを忘れた現代経済学」
評者:前田裕之(学習院大学客員研究員・文筆家)
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/122100175