書籍詳細:少子化するアジア

少子化するアジア 家族形成の困難を超えて

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定価:税込 6,270円(本体価格 5,700円)
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発刊年月
2023.02
ISBN
978-4-535-54026-2
判型
A5判
ページ数
288ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

東アジアの極低出生率の原因は何だろうか、何か共通点はあるのか。少子化要因を類型化し、人間性重視の社会編成を提案する。

目次

第1章 日中韓の少子化要因と家族形成の困難
      ……溝口由己

第2章 中国の少子化事情及びその原因……王彦軍

第3章 韓国における家族再生産の危機と少子化
      ……金埈永

第4章 少子化する東南アジア……石川耕三

第5章 ロシアの少子化と少子化対策……道上真有

第6章 日中韓三カ国における人口動態と新しい労働社会の到来
      ……厳成男

第7章 わが国における少子化の進行と地域差の要因
      ……鷲見英司

第8章 日本における少子化対策の展開とその財源調達
      ……根岸睦人

第9章 台湾における出産・育児と女性就業……張俊超

第10章 国家プロジェクト「人口」
    ――ロシアは出生率低下にいかに立ち向かっているか
      ……エカテリーナ・O・コルビナ(訳/道上真有)

書評掲載案内

■2023年3月25日付『日本経済新聞』32面(読書面)「活字の海で」にて掲載。
「日中韓の少子化なぜ加速? 家族持ちがつらい社会に」柳瀬和央・編集委員

■『人口学研究』第60号(2024年9月)P59-60にて掲載
評者:新村恵美(帝京平成大学)