書籍詳細:人新世のエコロジー

人新世のエコロジー 自然らしさを手なずける

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定価:税込 2,640円(本体価格 2,400円)
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発刊年月
2023.02
ISBN
978-4-535-52650-1
判型
四六判
ページ数
320ページ
Cコード
C0030
ジャンル

内容紹介

時に私たちに挑みかかる自然と共生するために何をすべきか? 人と自然のつながりを見出すための、4つのナラティブがはじまる。

目次

はじめに 「つながり」の物語へようこそ

第1部 妙に「元気」な自然とわたしたち

第1章 間合い
第2章 変異性
第3章 サービス
第4章 手入れ

コラム 「人/自然」二分論について


第2部 認識(ものの見方)へ手を入れる

第5章 ジオクラートの福音――生態系サービス評価の光と影
第6章 最初からあるもんじゃない――「生態系」を創り出す

コラム 「生態系」の増殖


第3部 空間へ手を入れる

第7章 囲い込み。そして、その先へ
第8章 鷹の目で考える――空間を越える手入れ
第9章 大学通りという「生態系」――その法とエコロジー

コラム 自然への“入り込みの深さ”


第4部 関係性に手を入れる

第10章 『ダーウィン事変』の法的基層―チャーリーは人/物か?

コラム 「モノの議会」の衝撃――ワクチンとしての哲学

第11章 動物福祉の最前線――ロンドン便り
第12章 「生きている」動物たち――コモンズとしての地域猫


第5部 時間に手を入れる

第13章 時間を味方につける――村上春樹へのオマージュ

コラム 歴史は古くならない

第14章 人と自然の関係についての覚書

コラム そして、店をしまう


おわりに 待つこととしての未来