書籍詳細:裁判員裁判の評議を解剖する
裁判員裁判の評議を解剖する ブラックボックスを開く会話分析
- 紙の書籍
- 電子書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫あり
紙の書籍のご購入
内容紹介
模擬裁判・評議の会話分析によって、評議を可視化し、「裁判官と裁判員の協働」に向けてより良い評議メソッドの提言を目指す。
目次
序 章 本書を読み進めていただくために
_______________________________
第1部 裁判員裁判の評議研究の必要性と会話分析的手法の意義
_______________________________
第1章 裁判員裁判における評議研究の必要性・重要性
……三島 聡(大阪公立大学教授)
第2章 評議の会話を研究する意義
――会話分析のアプローチ
……北村隆憲(東海大学教授)
第3章 評議を「会話参加者の観点」から分析する
――評議会話の量的研究と会話分析
……北村隆憲(東海大学教授)
_______________________________
第2部 裁判官と裁判員の対等な関係性とはどのようなものか
_______________________________
第4章 裁判官の質問の宛先と裁判員の答え方
……小宮友根(東北学院大学准教授)
第5章 「教室型コミュニケーション」はどのように生まれるのか
――評議における「話し手」と「聞き手」のふるまいの分析から
……森本郁代(関西学院大学教授)
第6章 意見の「専有」から「共有」へ
――付箋紙法と評議における意見表明の会話的環境
……小宮友根(東北学院大学准教授)
_______________________________
第3部 裁判官と裁判員の意見の交流はどのように行われているか
_______________________________
第7章 裁判員と裁判官のディスコミュニケーション
――意見の根拠と議論の順序をめぐって
……森本郁代(関西学院大学教授)
第8章 裁判官と裁判員は議論の枠組みをどのように捉えているのか
……森本郁代(関西学院大学教授)
第9章 裁判官による評議「マネジメント」の一側面
――会話資源としての「後ろの位置」における発言
……北村隆憲(東海大学教授)
_______________________________
第4部 国民の「健全な常識」とは何か
_______________________________
第10章 裁判員は何者として意見を述べるか
――評議における参加者のアイデンティティと
「国民の健全な常識」
……小宮友根(東北学院大学准教授)
第11章 裁判員は常識モデルをいつどのように使うか
……小宮友根(東北学院大学准教授)
_______________________________
第5部 心理学・裁判実務・刑事法学からみた評議の会話分析研究
_______________________________
第12章 心理学からみた評議の会話分析研究
……サトウタツヤ(立命館大学教授)
第13章 裁判実務からみた評議の会話分析研究
……國井恒志(静岡地方裁判所判事)
第14章 刑事法学からみた評議の会話分析研究
……三島 聡(大阪公立大学教授)
_______________________________
第1部 裁判員裁判の評議研究の必要性と会話分析的手法の意義
_______________________________
第1章 裁判員裁判における評議研究の必要性・重要性
……三島 聡(大阪公立大学教授)
第2章 評議の会話を研究する意義
――会話分析のアプローチ
……北村隆憲(東海大学教授)
第3章 評議を「会話参加者の観点」から分析する
――評議会話の量的研究と会話分析
……北村隆憲(東海大学教授)
_______________________________
第2部 裁判官と裁判員の対等な関係性とはどのようなものか
_______________________________
第4章 裁判官の質問の宛先と裁判員の答え方
……小宮友根(東北学院大学准教授)
第5章 「教室型コミュニケーション」はどのように生まれるのか
――評議における「話し手」と「聞き手」のふるまいの分析から
……森本郁代(関西学院大学教授)
第6章 意見の「専有」から「共有」へ
――付箋紙法と評議における意見表明の会話的環境
……小宮友根(東北学院大学准教授)
_______________________________
第3部 裁判官と裁判員の意見の交流はどのように行われているか
_______________________________
第7章 裁判員と裁判官のディスコミュニケーション
――意見の根拠と議論の順序をめぐって
……森本郁代(関西学院大学教授)
第8章 裁判官と裁判員は議論の枠組みをどのように捉えているのか
……森本郁代(関西学院大学教授)
第9章 裁判官による評議「マネジメント」の一側面
――会話資源としての「後ろの位置」における発言
……北村隆憲(東海大学教授)
_______________________________
第4部 国民の「健全な常識」とは何か
_______________________________
第10章 裁判員は何者として意見を述べるか
――評議における参加者のアイデンティティと
「国民の健全な常識」
……小宮友根(東北学院大学准教授)
第11章 裁判員は常識モデルをいつどのように使うか
……小宮友根(東北学院大学准教授)
_______________________________
第5部 心理学・裁判実務・刑事法学からみた評議の会話分析研究
_______________________________
第12章 心理学からみた評議の会話分析研究
……サトウタツヤ(立命館大学教授)
第13章 裁判実務からみた評議の会話分析研究
……國井恒志(静岡地方裁判所判事)
第14章 刑事法学からみた評議の会話分析研究
……三島 聡(大阪公立大学教授)