書籍詳細:フランス革命年代記

フランス革命年代記

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  • J. ゴデショ
  • 瓜生 洋一
  • 新倉 修
  • 長谷川 光一
  • 山崎 耕一
  • 横山 謙一
  • 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
在庫なし
発刊年月
1989.07
旧ISBN
4-535-57806-0
ISBN
978-4-535-57806-7
判型
A5変型判
ページ数
312ページ
Cコード
C3022
ジャンル

内容紹介

1787年から1799年までの革命の全過程を鳥瞰する年代記。世界史的視野と地方の動きへの目配りをもって、経済・政治・思想・社会等の諸要因の交錯する革命を見事に画き出している。読み物として面白い。

目次

序 章 18世紀末の世界におけるフランス
第1章 フランス革命の原因
 啓蒙
 人口動態
 経済
 社会問題
 宗教
 政治
第2章 革命時代の始まり
第3章 フランスでの革命
第4章 憲法制定議会の時代
 大恐怖
 人権宣言
 10月の事件
 県の設置とアシニヤの発行
 聖職者世俗基本法
 連盟祭
 三色旗
 ヴァレンヌ、転換点
 共和国に向けて
 1791年の憲法
第5章 立法議会
 好戦主義者ブリソ対平和主義者ロベスピエール
 宣戦布告
 サンキュロットの圧力
 ブラウンシュヴァイクの宣言、革命の転換点
 国王の廃位と幽閉
 九月虐殺
 プロイセン軍をヴァルミで阻止
第6章 ジロンド派主導の国民公会
 王政の廃止
 ロベスピエールいわく「ルイは死ぬべきだ」
 国王の処刑
 30万人の動員
 デュムリエの裏切り、公安委員会の創設
 ジロンド派対モンターニュ派
 ジロンド派の逮捕
第7章 ジャコバン派主導の国民公会と恐怖政治
 連邦主義者の運動
 「大公安委員会」の結成
 国民総動員
 恐怖政治が日程に上る
 ジロンド派の裁判と処刑
 トゥーロンの若き大尉ボナパルト
 地獄の軍隊
 大恐怖政治の始まり
 プレリアル法
 テルミドル、ロベスピエールの失脚
第8章 テルミドル派主導の国民公会
 テルミドルの反動
 革命軍、対仏大同盟に勝利
 ラ ジョネの和約
 白色テロル
 ルイ十七世は死んだとされた。ルイ十八世の即位万歳!
 フランがフランスの通貨単位となる
 共和暦3年の憲法
 「ヴァンデミエル将軍」ボナパルト
第9章 第一次総裁政府
 アシニヤの廃止
 平等派の陰謀
 イタリア遠征
 サルデーニヤ王がニースとサヴォワをフランスに割譲
 フランス軍のイタリアでの前進
 アルコーレ、リヴォリ、決定的勝利
 教皇、アヴィニョンとヴナスク伯領をフランスに割譲
 レオーベンの予備交渉
 ボナパルト、チザルピナ共和国を建国
 フリュクチドルのクーデタ
第10章 第二次総裁政府
 カンポフォルミオ
 ボナパルトのパリへの凱旋
 フランス軍のスイスとローマへの進軍
 総裁政府、エジプト遠征計画を採択
 ジュネーヴは軍事力で併合された
 共和暦6年フロレアル22日のクーデタ
 エジプト遠征
 仏艦隊アブキールにて壊滅
 義務兵役制の創設
 ベルギーでの「農民戦争」
 パルテノペア共和国
 第二次対仏大同盟
 イタリアでのフランス軍の敗北
 軍事的後退の責任をとらされた総裁たち
 プレリアル30日のクーデタ
第11章 第三次総裁政府とブリュメル18日のクーデタ
 「人質法」
 新大臣の顔ぶれ
 ボナパルト、エジプトより帰還
 ブリュメル、クーデタの準備
 クーデタ
 革命は終わった