書籍詳細:睡眠科学・医学・労働法学から考え直す日本の労働時間規制

睡眠科学・医学・労働法学から考え直す日本の労働時間規制 脱・体に悪い働き方

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  • 紙の書籍
予価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
発刊年月
2024.09(中旬)
ISBN
978-4-535-52592-4
判型
A5判
ページ数
208ページ
ジャンル

内容紹介

いまだ後を絶たない日本独自の過労死問題。睡眠科学と医学からのアプローチを活かし、健康と安全の見地から労働時間規制を再考。

目次

序 章 日本の働き方の何が問題なのか、
    日本の労働時間規制の何が問題なのか

第1章 過労死が止まらない――現行制度の限界

第2章 日本の労働法制の何が問題なのか
    ――明治の鉱業法上の就業時間規制~現代の「働き方改革」まで

      1 労働時間法制の歩みとあり方
      2 日本の経済社会の構造的な問題点

第3章 睡眠科学からみた過労死
    ――睡眠の「量」および「質」と疲労の進展・回復

第4章 過労死・過労自殺につながる健康障害とその背景

第5章 労働時間と脳・心臓疾患

第6章 睡眠科学からみた夜勤・不規則労働と勤務間インターバル

第7章 〔事例研究〕どのような働き方が危ないか
    ――長時間労働、深夜・不規則労働の危険な組み合わせ

第8章 実現可能な労働法制改革の方向性――EUの労働時間規制

第9章 実現可能な労働法制改革の方向性――ドイツの労働時間規制

第10章 [提言]あるべき労働規制のベストミックス

      1 日本におけるあるべき労働時間法制
      2 日本における勤務間インターバル制度の現在地