書籍詳細:現代労働法論

現代労働法論 開かれた法との対話

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在庫あり
発刊年月
2023.07
ISBN
978-4-535-52733-1
判型
A5判
ページ数
288ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

社会権の法的性格や企業法・争議権・法解釈方法論等の基本的なテーマの検討を行う。労働法についての強い期待と確信を記す。

目次

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第1編 総論
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第1章 連帯の法

第2章 法解釈方法論——法曹の立場から

第3章 社会権を解析する

第4章 企業法論——人権をまとう企業に

第5章 現代における法・判例の形成と労働法学の課題

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第2編 各論
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第1章 「労働者」概念の再考——労働者と法の適用関係

第2章 労働条件対等決定の法的効果について

第3章 就業規則変更と合理性の基準化

第4章 最高裁、大阪医科薬科大学事件
   (最三小判令2・10・13労判1229号90頁)
    メトロコマース事件(最三小判令2・10・13労判1229号77頁)
    判決批判と賃金請求権の構成
    ——パート有期法8条、9条違反と賃金請求権

第5章 争議行為と争議権の新たな法理の展開

第6章 公務員の争議権と立法権の人権尊重義務、
    そして財政民主主義の検討

第7章 労働裁判の改革のために
    ——法曹一元と労働参審制の実現

第8章 日本社会と労働者の「権利のための闘争」
    ——法の正義の実現

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第3編 判例、命令批評
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第1章 有期契約労働者の賞与等不支給と労働契約法20条適用

第2章 守口非常勤職員雇止め事件について
    ——守口非常勤職員雇止め事件——大阪地裁平成28年8月29日判決

第3章 解雇した組合員3名を『自宅待機命令および解雇を
    なかったものとして取扱い、
    現実に就労させなければならない』としたエミレーツ事件
    中労委命令(2020・2・23)の意義と権利運動

第4章 破産申立ての不当労働行為の成否と救済命令の名宛人
    ——大阪地労委(誠光社)事件——大阪地裁平成9年10月29日判決
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第4編 評論
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Ⅰ 大学に科学者の新たなコミュニティの形成を

Ⅱ 大阪市による公務員の団結権への侵害と反撃

Ⅲ 労働組合運動再生のために——社会的規制力をもつ運動の構築

Ⅳ 権利運動の性格と課題

Ⅴ 若き法曹に——法曹の羅針盤はなにか
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第5編 座談会 労組法上の労働者性
      ——最高裁三判決とこれからの課題
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司会:豊川義明・田端博邦・毛塚勝利・竹内(奥野)寿