書籍詳細:評伝 弁護士 近内金光

評伝 弁護士 近内金光 時代を駆け抜けたその生涯

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発刊年月
2023.08
ISBN
978-4-535-52727-0
判型
A5判
ページ数
280ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

治安維持法違反により懲役6年の刑を受けた近内金光。深い学識を持ち、農民に慕われた大衆的弁護士であった。その短い生涯を記録する。

目次

第一 旅立ちまで  

一 幼少年期  
二 第一高等学校時代  
三 京都大学時代  


第二 弁護士となる  

一 弁護士へ  
二 弁護士となって  
三 近内金光はどんな弁護士であったか  


第三 京都学連事件での弁護人  

一 京都学連事件について  
二 起訴と裁判  


第四 農民運動の支えとなって  

一 農民運動における近内金光  
二 淡路島と香川県での活躍  


第五 社会変革の志に燃えて  

一 労働農民党と近内金光  
二 日本共産党と近内金光  
三 近内金光の周辺にいた活動家  


第六 普選の候補者として  

一 普通選挙  
二 一九二八年二月の衆議院総選挙  


第七 治安維持法と三・一五事件  

一 治安維持法について  
二 三・一五事件  


第八 裁判と二つの道  

一 予審終結までの近内金光  
二 どんな裁判であったか  
三 二つの道  
四 治安維持法の改悪  


第九 苦難の中で  

一 服役  
二 社会に出て  
三 最期の時  

書評掲載案内

『しんぶん赤旗』2023年10月15日(日)9面に書評掲載
評者:荒井新二(弁護士・自由法曹団元団長)