書籍詳細:民法典序論
民法典序論
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定価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
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内容紹介
法および立法とは何かという根本問題に正面から取り組み近代の幕開けを告げたテクストであるポルタリス『民法典草案』の翻訳解説。
目次
ポルタリス『民法典序論』
『序論』の目的
Ⅰ 総論
1 法統一の理念と法典
2 法および法律一般
Ⅱ 各論
1 人の法
2 財の法
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(解説)
Ⅰ ポルタリスの生涯
1 若き日と著作
2 弁護士・政治家・亡命
3 執政政府・政教条約・戴冠式
Ⅱ 民法典の編纂に向けての歩み
1 革命期の草案
2 フランス民法典の起草者
3 民法典の編纂過程
Ⅲ 本書の内容とその意義
1 近代大陸法の誕生
(1) 立法と司法──立法府照会の行方
(2) 法に関する知の構造
2 家族法における自由と平等
(1) 自由──婚姻と離婚
(2) 平等──相続と女性
3 民法典の思想
(1) 新法と民法典
(2) 民法の政治性
(3) ルソーとモンテスキュー
むすび