書籍詳細:輻射輸送と輻射流体力学[改訂版]
シリーズ:シリーズ宇宙物理学の基礎
宇宙物理学の基礎 第3巻 輻射輸送と輻射流体力学[改訂版]
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- 発刊年月
- 2024.03
- ISBN
- 978-4-535-79012-4
- 判型
- A5判
- ページ数
- 416ページ
- Cコード
- C3344
- 難易度
- テキスト:中級
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内容紹介
宇宙のさまざまな現象を理解する輻射の理論の基礎を学ぶための教科書。改訂版では、さらに記述を加え、充実した内容に仕上げた。
目次
Chapter1 宇宙における輻射と流体
1.1 宇宙における輻射の働き
1.2 エネルギー輸送としての輻射の役割
1.3 ダイナミックスへの輻射の影響
1.4 輻射と天体の見え方
1.5 輻射流体力学の基礎方程式
Chapter1の章末問題
Chapter2 物質と輻射の熱平衡
2.1 黒体輻射とキルヒホッフの法則
2.2 プランク分布
2.3 種々の温度
2.4 ボルツマンの式
2.5 サハの式
2.6 アインシュタイン係数
2.7 詳細釣合
2.8 熱力学平衡,局所熱力学平衡,非局所熱力学平衡
Chapter2の章末問題
Chapter3 輻射輸送方程式
3.1 輻射強度
3.2 平均自由行程と光学的厚み
3.3 放射係数・吸収係数・散乱係数
3.4 輻射輸送方程式と簡単な解
3.5 源泉関数とその物理的意味
3.6 放射・吸収のミクロ過程
3.7 いろいろな座標系における輻射輸送方程式
3.8 偏光の輻射輸送方程式
Chapter3の章末問題
Chapter4 輻射場の物理量
4.1 輻射ストレステンソルの定義
4.2 輻射エネルギー密度および平均強度
4.3 輻射流束およびエディントン流束
4.4 輻射応力テンソルおよびK積分
4.5 輻射圧と輻射力
4.6 輻射場の諸量の具体例
Chapter4の章末問題
Chapter5 モーメント定式化とエディントン近似
5.1 平行平板大気のモーメント方程式
5.2 エディントン近似
5.3 拡散近似(ロスランド近似,1次近似)
5.4 光学的に厚い領域から薄い領域まで
5.5 球対称大気のモーメント式
5.6 3次元空間でのモーメント式
Chapter5の章末問題
Chapter6 輻射輸送方程式の解析的な解き方
6.1 半無限平行平板大気の方程式と境界条件
6.2 輻射輸送方程式の形式解と近似解法
6.3 ミルン-エディントン近似での解析解
6.4 球対称大気の輻射輸送
Chapter6の章末問題
Chapter7 輻射輸送方程式の数値的な解き方
7.1 平行平板大気の数値解法
7.2 球対称大気の数値解法
7.3 3次元空間での数値解法
Chapter7の章末問題
Chapter8 スペクトル線と輻射輸送
8.1 スペクトル線の概要
8.2 線プロファイルの性質
8.3 線輻射輸送方程式と解析的モデル
8.4 スペクトル線の成長曲線
8.5 完全再分配と部分再分配
8.6 ガスの運動と線輻射輸送
Chapter8の章末問題
Chapter9 輻射流体力学の基礎方程式
9.1 ボルツマン方程式と輻射輸送方程式
9.2 輻射と物質の基礎方程式;O(v/c)0
9.3 輻射と物質の基礎方程式;O(v/c)1
9.4 輻射抵抗と輻射粘性
Chapter9の章末問題
Chapter10 天体大気の構造と輻射
10.1 恒星大気における輻射の働き
10.2 星間物質における輻射効果
10.3 降着円盤と輻射輸送
10.4 惑星大気と輻射輸送
Chapter10の章末問題
Chapter11 輻射駆動風と輻射優勢降着流
11.1 輻射圧駆動球対称風と球対称降着流
11.2 線駆動風
11.3 降着円盤風と宇宙ジェット
11.4 超臨界降着流
11.5 輻射流体流の自己相似的な扱い
Chapter11の章末問題
Chapter12 輻射流体波動と輻射流体不安定
12.1 断熱音波と輻射音波
12.2 輻射流体波動
12.3 輻射性衝撃波
12.4 電離波面
12.5 輻射流体不安定
Chapter12の章末問題
Chapter13 相対論的輻射輸送と相対論的輻射流体力学
13.1 特殊相対論における輻射場のまとめ
13.2 相対論的輻射輸送の基礎方程式
13.3 相対論的輻射流体力学の基礎方程式
13.4 共動系における相対論的輻射輸送方程式
13.5 相対論的輻射性衝撃波
Chapter13の章末問題
付録
A 不透明度と冷却関数
B マクスウェル-ボルツマン分布
C 相対論的な状態方程式と音速
D コンプトン散乱とカンパニエーツ方程式
参考文献
定数表
記号表
章末問題の略解
索引
1.1 宇宙における輻射の働き
1.2 エネルギー輸送としての輻射の役割
1.3 ダイナミックスへの輻射の影響
1.4 輻射と天体の見え方
1.5 輻射流体力学の基礎方程式
Chapter1の章末問題
Chapter2 物質と輻射の熱平衡
2.1 黒体輻射とキルヒホッフの法則
2.2 プランク分布
2.3 種々の温度
2.4 ボルツマンの式
2.5 サハの式
2.6 アインシュタイン係数
2.7 詳細釣合
2.8 熱力学平衡,局所熱力学平衡,非局所熱力学平衡
Chapter2の章末問題
Chapter3 輻射輸送方程式
3.1 輻射強度
3.2 平均自由行程と光学的厚み
3.3 放射係数・吸収係数・散乱係数
3.4 輻射輸送方程式と簡単な解
3.5 源泉関数とその物理的意味
3.6 放射・吸収のミクロ過程
3.7 いろいろな座標系における輻射輸送方程式
3.8 偏光の輻射輸送方程式
Chapter3の章末問題
Chapter4 輻射場の物理量
4.1 輻射ストレステンソルの定義
4.2 輻射エネルギー密度および平均強度
4.3 輻射流束およびエディントン流束
4.4 輻射応力テンソルおよびK積分
4.5 輻射圧と輻射力
4.6 輻射場の諸量の具体例
Chapter4の章末問題
Chapter5 モーメント定式化とエディントン近似
5.1 平行平板大気のモーメント方程式
5.2 エディントン近似
5.3 拡散近似(ロスランド近似,1次近似)
5.4 光学的に厚い領域から薄い領域まで
5.5 球対称大気のモーメント式
5.6 3次元空間でのモーメント式
Chapter5の章末問題
Chapter6 輻射輸送方程式の解析的な解き方
6.1 半無限平行平板大気の方程式と境界条件
6.2 輻射輸送方程式の形式解と近似解法
6.3 ミルン-エディントン近似での解析解
6.4 球対称大気の輻射輸送
Chapter6の章末問題
Chapter7 輻射輸送方程式の数値的な解き方
7.1 平行平板大気の数値解法
7.2 球対称大気の数値解法
7.3 3次元空間での数値解法
Chapter7の章末問題
Chapter8 スペクトル線と輻射輸送
8.1 スペクトル線の概要
8.2 線プロファイルの性質
8.3 線輻射輸送方程式と解析的モデル
8.4 スペクトル線の成長曲線
8.5 完全再分配と部分再分配
8.6 ガスの運動と線輻射輸送
Chapter8の章末問題
Chapter9 輻射流体力学の基礎方程式
9.1 ボルツマン方程式と輻射輸送方程式
9.2 輻射と物質の基礎方程式;O(v/c)0
9.3 輻射と物質の基礎方程式;O(v/c)1
9.4 輻射抵抗と輻射粘性
Chapter9の章末問題
Chapter10 天体大気の構造と輻射
10.1 恒星大気における輻射の働き
10.2 星間物質における輻射効果
10.3 降着円盤と輻射輸送
10.4 惑星大気と輻射輸送
Chapter10の章末問題
Chapter11 輻射駆動風と輻射優勢降着流
11.1 輻射圧駆動球対称風と球対称降着流
11.2 線駆動風
11.3 降着円盤風と宇宙ジェット
11.4 超臨界降着流
11.5 輻射流体流の自己相似的な扱い
Chapter11の章末問題
Chapter12 輻射流体波動と輻射流体不安定
12.1 断熱音波と輻射音波
12.2 輻射流体波動
12.3 輻射性衝撃波
12.4 電離波面
12.5 輻射流体不安定
Chapter12の章末問題
Chapter13 相対論的輻射輸送と相対論的輻射流体力学
13.1 特殊相対論における輻射場のまとめ
13.2 相対論的輻射輸送の基礎方程式
13.3 相対論的輻射流体力学の基礎方程式
13.4 共動系における相対論的輻射輸送方程式
13.5 相対論的輻射性衝撃波
Chapter13の章末問題
付録
A 不透明度と冷却関数
B マクスウェル-ボルツマン分布
C 相対論的な状態方程式と音速
D コンプトン散乱とカンパニエーツ方程式
参考文献
定数表
記号表
章末問題の略解
索引