書籍詳細:ジョン・ノックス
ジョン・ノックス スコットランド宗教改革の立役者
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定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
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内容紹介
ルターの宗教改革運動に後れること約40年、スコットランドではじまった宗教改革を推進したジョン・ノックスの思想形成を紐解く。
目次
_______________________________
第Ⅰ部 ジョン・ノックスによる宗教改革運動
_______________________________
第1章 宗教改革者ジョン・ノックスにとっての
ジョージ・ウィシャルトの存在
はじめに
1 スコットランドの一六世紀前半の政治状況
2 ウィシャルトとノックス、運命の出会い
3 ノックスにとってのウィシャルトの存在
おわりに
第2章 ジョン・ノックスからスコットランドの摂政メアリ宛てに
書き送った書簡――期待から失望へと心が揺れ動いた
一五五六年~一五五八年
はじめに
1 一五五六年の書簡と一五五八年の書簡の出版に至る経緯
2 ギーズのメアリが摂政になるまで
3 ノックスの摂政メアリへの期待
4 一五五八年書簡の分析――摂政メアリへの助言とノックスの決意
おわりに
第3章 トマス・クランマーによるイングランドの教会改革
――亡命宗教改革者ヤン・ラスキ、ジョン・ノックスの
貢献を通して
はじめに
1 ノーサンバランド公と、急激で短命な宗教政策の概観
2 クランマーによるプロテスタント亡命者の受入れ
3 ヤン・ラスキによるイングランドのプロテスタント化へのはたらき
4 ノックスによるイングランドのプロテスタント化へのはたらき
5 エドワード六世治世後半におけるイングランドのプロテスタント化と
ヤン・ラスキとジョン・ノックスのイングランドでの評価
おわりに
第4章 抵抗権とクリストファー・グッドマンの生涯
はじめに
1 亡命と出会い
2 グッドマンの抵抗論
――『いかに上位の権力者はその臣民の服従を得るべきか』からの考察
3 抵抗論執筆後のグッドマン
――宗教改革者として、初期ピューリタンとして
おわりに
第5章 プロテスタント貴族とジョン・ノックスによる
スコットランド宗教改革運動――一五五七年~一五五九年の変遷
はじめに
1 時代背景
2 「貴族の会衆」の結成
3 ノックスとスコットランドのプロテスタント貴族とのあいだで
交わされた書簡――一五五七年「貴族の会衆」発足当時の動き
4 「貴族の会衆」による「私的教会」の活動の発展
5 「貴族の会衆」と摂政ギーズのメアリとの闘争
6 ノックスの「貴族の会衆」に対する期待と彼の役割
7 摂政の解任に至る経緯
おわりに:「貴族の会衆」の意義
_______________________________
第Ⅱ部 ジョン・ノックスによる宗教改革文書(伊勢田奈緒/訳)
_______________________________
[翻訳]
神の御言葉の牧者ジョン・ノックスがスコットランドの
摂政メアリに書き送った書簡――一五五六年の書簡に増補文を加えて
一五五八年に印刷物として公刊された文書
[翻訳]司教とカトリック聖職者が宣告した判決に対する
アぺレイション――スコットランド貴族と身分制議会に
ジョン・ノックスが提出した訴え
第Ⅰ部 ジョン・ノックスによる宗教改革運動
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第1章 宗教改革者ジョン・ノックスにとっての
ジョージ・ウィシャルトの存在
はじめに
1 スコットランドの一六世紀前半の政治状況
2 ウィシャルトとノックス、運命の出会い
3 ノックスにとってのウィシャルトの存在
おわりに
第2章 ジョン・ノックスからスコットランドの摂政メアリ宛てに
書き送った書簡――期待から失望へと心が揺れ動いた
一五五六年~一五五八年
はじめに
1 一五五六年の書簡と一五五八年の書簡の出版に至る経緯
2 ギーズのメアリが摂政になるまで
3 ノックスの摂政メアリへの期待
4 一五五八年書簡の分析――摂政メアリへの助言とノックスの決意
おわりに
第3章 トマス・クランマーによるイングランドの教会改革
――亡命宗教改革者ヤン・ラスキ、ジョン・ノックスの
貢献を通して
はじめに
1 ノーサンバランド公と、急激で短命な宗教政策の概観
2 クランマーによるプロテスタント亡命者の受入れ
3 ヤン・ラスキによるイングランドのプロテスタント化へのはたらき
4 ノックスによるイングランドのプロテスタント化へのはたらき
5 エドワード六世治世後半におけるイングランドのプロテスタント化と
ヤン・ラスキとジョン・ノックスのイングランドでの評価
おわりに
第4章 抵抗権とクリストファー・グッドマンの生涯
はじめに
1 亡命と出会い
2 グッドマンの抵抗論
――『いかに上位の権力者はその臣民の服従を得るべきか』からの考察
3 抵抗論執筆後のグッドマン
――宗教改革者として、初期ピューリタンとして
おわりに
第5章 プロテスタント貴族とジョン・ノックスによる
スコットランド宗教改革運動――一五五七年~一五五九年の変遷
はじめに
1 時代背景
2 「貴族の会衆」の結成
3 ノックスとスコットランドのプロテスタント貴族とのあいだで
交わされた書簡――一五五七年「貴族の会衆」発足当時の動き
4 「貴族の会衆」による「私的教会」の活動の発展
5 「貴族の会衆」と摂政ギーズのメアリとの闘争
6 ノックスの「貴族の会衆」に対する期待と彼の役割
7 摂政の解任に至る経緯
おわりに:「貴族の会衆」の意義
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第Ⅱ部 ジョン・ノックスによる宗教改革文書(伊勢田奈緒/訳)
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[翻訳]
神の御言葉の牧者ジョン・ノックスがスコットランドの
摂政メアリに書き送った書簡――一五五六年の書簡に増補文を加えて
一五五八年に印刷物として公刊された文書
[翻訳]司教とカトリック聖職者が宣告した判決に対する
アぺレイション――スコットランド貴族と身分制議会に
ジョン・ノックスが提出した訴え