書籍詳細:死と向き合う心理臨床

死と向き合う心理臨床

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  • 紙の書籍
予価:税込 3,740円(本体価格 3,400円)
発刊年月
2024.11
ISBN
978-4-535-56433-6
判型
A5判
ページ数
224ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

相談者やその家族の死に直面したとき、支援者は何を思うだろうか。様々な現場での受けとめと、死を捉える専門知を紹介する。

目次


序 論 「死の想念」から「死自体」へ
    ——心理臨床の直面する今日的課題……祖父江典人

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第Ⅰ部 死と向き合う現場から
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第1章 がん医療のそのなかで
    ——私の日常は、常に人の死が付きまとう……近藤麻衣

第2章 移植における生と死……岸 辰一

第3章 産科における子どもの死
    ——新米の薄っぺら心理士、死と出会う……福嶋 梓

第4章 精神科臨床における自殺……木村宏之

第5章 自死遺族のこころを支える……堀川聡司

第6章 自死案件を体験した学校の動揺と立ち直り……志水佑后

第7章 クィアと死
    ——二重の生の否定とレズビアン・ファルスの臨床的応用
      ……日野 映

第8章 福祉現場で死に直面する支援者の支援……浜内彩乃

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第Ⅱ部 実践を支えるための専門知
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第9章 生のなかの死、死のなかの生――現象学から見た死
      ……村上靖彦

第10章 死と夢——ユング派心理臨床……清水亜紀子

第11章 死と精神分析——『快感原則の彼岸』をめぐって
      ……細澤 仁

第12章 「豊かな死」の経済思想——ケアと福祉国家……江里口拓

第13章 孤独死と死の社会学……松宮 朝

第14章 死をおくる——人類学的な、あるいは人間学的なもの想い
      ……筒井亮太


おわりに——死と生と不条理……祖父江典人

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