書籍詳細:子育てにとまどう母親たち

子育てにとまどう母親たち 思春期外来で明かされたそれぞれの事情

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫あり
発刊年月
2025.02
ISBN
978-4-535-56444-2
判型
四六判
ページ数
200ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

思春期外来を訪れる母親たち。家族や周囲に振り回され、子育てに傷ついた彼女たちの苦しみにベテラン精神科医が優しく寄り添う。

目次


1 干渉しがちな母と無関心な父

たくさん習いごとをさせたい洋子さん
世間に恥ずかしくない子にしたい恵子さん
自立した子になってほしい明美さん
頼れるのは自分だけだった幸子さん
つききりで世話をやいてきた久美子さん


2 期待と不安は紙一重

弱さを乗り越えてほしい陽子さん
娘の挫折が悔しい典子さん
姉妹を比べてしまう美紀さん
がんばりが足りないと焦る恵美さん
先回りして叱る麻美さん


3 子育ての理想と現実

自由にさせてきたのにと嘆く浩子さん
結論の出ない話が苦手な由美子さん
親の姿を見て育つと信じた美智子さん


4 子どもが愛せない!

甘えさせたくない香織さん
言うことをきかないと腹が立つ和子さん


5 夫婦の確執が影を落とす

しつけが悪いと責められる直美さん
自分は家政婦だと訴える優子さん
子どもを相談相手にした直子さん
夫の暴言を誰にも話せない理恵さん


6 姑の視線に縛られる

借りものの家に住んでいる智美さん
姑に責められる前に叱る美香さん
姑に監視されていた恵さん


7 親の言葉が子育てを支配する

自分だけ幸せになるのは許されない真由美さん
自分を殺して生きろと言われた裕子さん