書籍詳細:国際仲裁制度改革の重要論点

国際仲裁制度改革の重要論点 中国仲裁法改正との関連で

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  • 紙の書籍
予価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
発刊年月
2025.03(上旬)
ISBN
978-4-535-52813-0
判型
A5判
ページ数
256ページ
ジャンル

内容紹介

国際商事仲裁・国際投資仲裁に関する各種仲裁制度・手続の改革の現状と課題などにつき中国仲裁法改正などとの関連で研究した書。

目次

第1章 中国仲裁法改正の動向と実務への影響

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 仲裁法改正の経緯と意図
 Ⅲ 仲裁法改正の主要論点
 Ⅳ その他の重要な改正内容
 Ⅴ まとめ

表 仲裁法改正草案対比表及び司法部の草案説明


第2章 中国仲裁法と渉外仲裁合意の準拠法

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 事件の概要
 Ⅲ SHIACによる論評
 Ⅳ 北京法院の裁定及びSHIACの論評の分析と検討
 Ⅳ まとめ――今後の予測と主契約準拠法の仲裁合意準拠法への適用可能性
 <参考条文>


第3章 中国国際商事仲裁における暫定措置

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 暫定措置の概念
 Ⅲ 暫定措置改正案における重要論点
 Ⅳ まとめ――仲裁法改正案に存在する課題


第4章 中国国際商事仲裁における並行的手続と訴訟差止命令

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 並行的手続
 Ⅲ 訴訟差止命令(Anti-suit Injunction)
 Ⅳ まとめ


第5章 国際仲裁における第三者資金提供の論点

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 第三者資金提供の概念
 Ⅲ 第三者資金提供制度の概要
 Ⅳ 資金提供者,被提供者,提供方式と範囲
 Ⅴ 第三者資金提供と衡平の問題
 Ⅵ 第三者資金提供の効果
 Ⅶ まとめ


第6章 人権保護と国際仲裁

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ ハーグ規則制定に向けた動きと特徴
 Ⅲ 課題の存在
 Ⅳ 今後の展望
 Ⅴ まとめ


第7章 国際投資仲裁の透明性とアミカス・キュリエ

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ アミカス・キュリエの概念
 Ⅲ アミカス・キュリエの契機となった事例
 Ⅳ 透明性規則に基づく地位確立
 Ⅴ 課題の存在
 Ⅵ まとめ