書籍詳細:脱炭素地域づくりを支える人材

龍谷大学社会科学研究所叢書 第147巻 脱炭素地域づくりを支える人材 日欧の実践から学ぶ

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  • 紙の書籍
予価:税込 6,600円(本体価格 6,000円)
発刊年月
2025.02(中旬)
ISBN
978-4-535-58793-9
判型
A5判
ページ数
216ページ
ジャンル

内容紹介

パリ協定やSDGsを背景に、「脱炭素地域づくりを支える人材」の育成に関して日欧の事例を比較分析しつつ論ずる。

目次

はしがき

序 章

 1 脱炭素地域社会の実現とエネルギー・ガバナンス
 2 脱炭素地域社会を担う人材への注目
 3 当初の課題意識と研究視点の広がり
 4 本書の構成

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第1部 脱炭素地域づくりを支える人材の特徴
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第1章 日本の脱炭素地域づくりを支える人材の人物像

 1-1 はじめに
 1-2 A氏(女性)
 1-3 F氏(女性)
 1-4 I氏(男性)
 1-5 J氏(女性)
 1-6 L氏(男性)
 1-7 Q氏(男性)
 1-8 おわりに


第2章 日本の脱炭素地域づくりを支える人材の共通要素

 2-1 はじめに
 2-2 専門人材へのインタビュー
 2-3 インタビュー結果の分析
 2-4 おわりに


第3章 欧州の脱炭素地域づくり分野における専門人材の職能と
    その獲得・強化

 3-1 本章の目的
 3-2 オーストリアでの脱炭素地域づくりの概要
 3-3 調査対象者の業務内容と経歴
 3-4 脱炭素地域づくり分野における職能
 3-5 職能の獲得・強化
 3-6 おわりに

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第2部 教育分野における人材育成へのアプローチ
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第4章 気候変動教育の現在地と展望——京都の事例をもとに

 4-1 日本における気候変動教育が目指す方向性
 4-2 日本の若者の気候変動問題への態度
 4-3 京都の事例(1)京都市の「こどもエコライフチャレンジ」
 4-4 京都の事例(2)京都府の「夏休みCO2ゼロチャレンジ」
 4-5 その他の京都の事例
 4-6 気候変動教育の展望


第5章 龍谷大学学生気候会議の教訓

 5-1 はじめに
 5-2 気候会議とは
 5-3 龍谷大学における気候会議の開催
 5-4 考察とまとめ


第6章 オーストリアにおける気候変動教育
      ——制度・仕組みによるインパクト

 6-1 オーストリアの教育制度
 6-2 連邦政府の気候変動教育
 6-3 州レベルの気候変動教育
 6-4 基礎自治体レベルの気候変動教育
 6-5 オーストリアの気候変動教育から見えるもの


第7章 ドイツ、オーストリアにおける子ども・若者の政治参加

 7-1 はじめに
 7-2 ドイツの青少年議会
 7-3 オーストリアのユースフォーラム

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第3部 市民社会のキャパシティ・ビルディング
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第8章 日本における市民のキャパシティ・ビルディングの取組み

 8-1 脱炭素分野におけるキャパシティ・ビルディングの重要性
 8-2 ローカルグッド創成支援機構の取組み
 8-3 より公平な社会の実現を目指すCRPの取組み
 8-4 Just Transitionとキャパシティ・ビルディング
 8-5 日本の脱炭素分野におけるキャパシティ・ビルディングの課題


第9章 ドイツ、オーストリアにおける市民の
    キャパシティ・ビルディングの取組み

 9-1 はじめに
 9-2 市民参加を重視する政治決定の仕組みの必要性
 9-3 地域のキャパシティを高めるローカル・アジェンダ21プロセス
 9-4 自治体のキャパシティ・ビルディングとの役割
 9-5 求められる制度レベルのキャパシティ・ビルディング

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第4部 これからの人材育成と地域社会への定着に向けて
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第10章 人材の能力構築を支える継続教育と資格フレームワーク

 10-1 社会における継続教育の役割
 10-2 オーストリアの「エネルギー・アドバイザー養成講座」
 10-3 継続教育の学びを社会に位置付ける資格フレームワーク
 10-4 日本の気候変動分野における資格と資格フレームワークの開発
 10-5 継続教育と職能資格の定着化に向けて


終章 これからの人材育成——日本への提言

1 はじめに
2 市民を対象にした取組み
3 専門人材を対象にした取組み

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