書籍詳細:法と法律家をめぐる思索

法と法律家をめぐる思索 続・市民法学の試み

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,500円(本体価格 5,000円)
在庫なし
発刊年月
1997.03
旧ISBN
4-535-51082-2
ISBN
978-4-535-51082-1
判型
A5判
ページ数
352ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

法は人によって担われて機能する。法と人とをつねに結びつけて行う思考が必要である。この、いわば自明だがよく看過されがちな理を実践的に明らかにする。好評前著『時代に挑む法律学』につづく著者第二弾の市民法論。

目次

1 20世紀中葉の法・断章
 1 日本の治安維持法と裁判
 2 アメリカの破壊活動防止法と思想の自由 ほか
2 ワイマルの法律家たち
 1 ワイマル司法序説
 2 ワイマル共和制を守ろうとした法律家のたたかい ほか
3 戦後日本の司法と法律家
 1 「法曹」の意識構造とその変革
 2 戦後日本の司法についての一考察 ほか
4 法律家点描
 1 高木益太郎─一人の市民的法律家
 2 為成養之助─私にとっての為成先生 ほか
5 民科法律部会のこと
 1 一年半の活動をふり返って[1967年]
 2 季刊現代法に寄せる[1970年] ほか
結び この後の者にも
 1 学問と気概について
 2 生れ出づる法曹への期待