書籍詳細:銀行取引の法理と実際
神戸学院大学法学研究叢書 銀行取引の法理と実際
- 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
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内容紹介
銀行取引は、法的には顧客と銀行との契約関係だが、そのほとんどは、定型化された普通取引約款で、銀行側の免責条項もある。現代における契約自由の原則は、実務界でどのように貫徹できるかを解明する初の体系書。
目次
●目次
第1章 銀行取引約款のあり方
1 序説
2 銀行取引約款の現状と論点
3 約款のあり方
第2章 銀行取引のオンライン化と銀行の責任
1 銀行業務のオンライン化
2 CD(キャッシュ・ディスペンサー)による支払
3 暗証取引と免責約款
4 キャッシュ・カードの不正使用と免責約款による免責
5 オンライン障害時の処理
6 情報ファイルの問題
第3章 預金の担保
1 預金担保貸付
2 預金担保の実務
3 預金者の認定と民法478条の類推適用
4 銀行総合口座の貸越金の支払
5 義務履行的な貸付についての民法478条の類推適用
6 詐称代理人に対する預金担保貸付と民法478条の類推適用
7 預金名義人に対する証書・印鑑なしの便宜払いが認められた事例
8 取引相手方としての預金者
第4章 商法260条2項と銀行取引
1 問題の所在
2 多額の借財と重要な財産の処分
3 取締役会決議を欠く取引の効力と相手方の保護
4 銀行の実務
5 有限会社代表取締役の多額の借財
6 「重要」と「多額」の事例
第5章 割引手形の買戻
1 序説
2 手形割引の実務の概要
3 手形割引の法的性質と売買説への疑問
4 買戻請求権
5 前3節のまとめ
6 商手担保手形貸付の法律関係
7 担保としての船荷証券
8 同行相殺
第6章 銀行取引と手形
1 事務機械化と手形取引
2 白地手形の効力と運用上の問題点
3 手形不渡異議申立預託金の譲渡禁止
4 振出人が取引停止処分を受けた自店払約手の入金依頼
5 依頼返却
第7章 為替の振込取引
1 為替振込と預金の成立
2 振込の成立時期と依頼人からの返還要求
第8章 代理受領・振込指定の効力
1 事実上の担保
2 代理受領の概要
3 振込指定の概要
4 振込指定の契約的意義
第9章 銀行取引約定書の担保条項
1 担保提供義務と共通担保条項
2 銀行取引約定書上の留置的機能を営む諸制度
第10章 銀行取引と支払承諾
1 支払承諾の意義と態様
2 支払承諾の実務と法律関係
3 事前求償権による相殺の問題
第1章 銀行取引約款のあり方
1 序説
2 銀行取引約款の現状と論点
3 約款のあり方
第2章 銀行取引のオンライン化と銀行の責任
1 銀行業務のオンライン化
2 CD(キャッシュ・ディスペンサー)による支払
3 暗証取引と免責約款
4 キャッシュ・カードの不正使用と免責約款による免責
5 オンライン障害時の処理
6 情報ファイルの問題
第3章 預金の担保
1 預金担保貸付
2 預金担保の実務
3 預金者の認定と民法478条の類推適用
4 銀行総合口座の貸越金の支払
5 義務履行的な貸付についての民法478条の類推適用
6 詐称代理人に対する預金担保貸付と民法478条の類推適用
7 預金名義人に対する証書・印鑑なしの便宜払いが認められた事例
8 取引相手方としての預金者
第4章 商法260条2項と銀行取引
1 問題の所在
2 多額の借財と重要な財産の処分
3 取締役会決議を欠く取引の効力と相手方の保護
4 銀行の実務
5 有限会社代表取締役の多額の借財
6 「重要」と「多額」の事例
第5章 割引手形の買戻
1 序説
2 手形割引の実務の概要
3 手形割引の法的性質と売買説への疑問
4 買戻請求権
5 前3節のまとめ
6 商手担保手形貸付の法律関係
7 担保としての船荷証券
8 同行相殺
第6章 銀行取引と手形
1 事務機械化と手形取引
2 白地手形の効力と運用上の問題点
3 手形不渡異議申立預託金の譲渡禁止
4 振出人が取引停止処分を受けた自店払約手の入金依頼
5 依頼返却
第7章 為替の振込取引
1 為替振込と預金の成立
2 振込の成立時期と依頼人からの返還要求
第8章 代理受領・振込指定の効力
1 事実上の担保
2 代理受領の概要
3 振込指定の概要
4 振込指定の契約的意義
第9章 銀行取引約定書の担保条項
1 担保提供義務と共通担保条項
2 銀行取引約定書上の留置的機能を営む諸制度
第10章 銀行取引と支払承諾
1 支払承諾の意義と態様
2 支払承諾の実務と法律関係
3 事前求償権による相殺の問題