書籍詳細:性表現規制と法的主体

性表現規制と法的主体 性の政治を通じた関係的自律の保障に向けて

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  • 紙の書籍
予価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
発刊年月
2026.09
ISBN
978-4-535-52958-8
判型
A5判
ページ数
216ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

刑事法の枠組みを基礎として、「性」をめぐる法規制と主体の関係性を読み解き、既存の観点から一歩踏みださんとする気鋭の書。

目次


はじめに

第1章 問題提起——日本における判例の現状と問題

 1 はじめに

 2 判例の状況と問題


第2章 学説の現状と問題

 1 わが国における性関連犯罪の法規制の変遷

 2 旧刑法
   ——戦前までの学説と問題:性の国家管理としての「性犯罪」

 3 戦後の学説とその問題

 4 小括:学説の問題について

 5 本章までのまとめと次章以降に向けて:
   日本の議論の問題点と解決の手がかり


第3章 米国における議論
    ——ObscenityとPornographyをめぐる「言論の自由」と
    ラディカル・フェミニストによる批判


 1 はじめに

 2 Obscenityの歴史——18世紀ヨーロッパから21世紀米国まで

 3 米国における“Obscenity”法理の形成:修正第1条

 4 フェミニズムと性表現:ObscenityからPornographyへ


第4章 フェミニストによる「性の政治」と表現/言論の自由

 1 はじめに——MacKinnonの議論の問題と、解決のための道筋

 2 フェミニスト理論の歴史とその批判:
   フェミニズムの歴史・批判性・基礎となる概念

 3 MacKinnon以降のフェミニスト
   ——ポスト構造主義フェミニストの「主体」とポルノグラフィー

 4 芸術/わいせつ/ポルノグラフィーの境界
   ——「表現」批判とフェミニズム

 5 本章のまとめと次章に向けて


第5章 「わいせつ」概念の再検討
     ——フェミニスト法学を手がかりに


 1 米国法・フェミニスト法学の応用可能性

 2 刑法175条の「わいせつ」規制制度の問題


おわりに