鮎川 ゆりか
あゆかわ ゆりか
プロフィール
1947年生まれ。
1971年、上智大学外国語学部英語学科卒。1996年ハーバード大学院環境公共政策学修士修了。1988年~1995年まで原子力資料情報室にて国際関係担当。1997年1月より2008年まで WWF(世界自然保護基金)にて 気候変動プログラム担当、気候変動グループ長を経て、気候変動特別顧問。国連気候変動枠組み条約締約国会議で、京都議定書のルールを決め、批准、発効とその軌跡を追ってきた。また国内削減を進めるための政策提言、国内排出量取引制度の提案、産業界と共に削減を目指すクライメート・セイバーズ、自然エネルギーの普及促進などに従事。2007年~2008年末まで「2008年G8サミット NGO フォーラム」副代表。衆参両議院の環境委員会などで参考人意見陳述。環境省の「京都メカニズム検討会」、中央環境審議会の「施策総合企画小委員会」、「持続可能なアジアの環境人材育成検討会」委員。2011年度上智大学マスコミ・ソフィア会より「第21回コムソフィア賞」受賞。2010年4月より、千葉商科大学政策情報学部教授。
備考
論文/「危険な気候変動を防ぐための将来枠組み:ビジョンなき日本の国際交渉」(『政策情報学の視座』第4部、千葉商科大学政策情報学部10周年記念論集刊行会編、日経事業出版センター、2011年)
共編著/『脱炭素社会と排出量取引:国内排出量取引を中心としたポリシー・ミックス提案』(日本評論社、2007年)
訳書/『プルトニウム燃料産業』キュッパーズ・ザイラー等著(七つ森書館、1996年)など。