Part１　理論・研究・社会的問題
第１章　コカインを常用する母親とその乳児のためのプログラム
　協力体制の起源
　家族ケース・マネジメントプログラム
　結論
第２章　「お砂糖とスパイス、いいものぜんぶ」
　フェミニズム的科学批判の視点から女性アルコール依存症者に関する研究を理解する
　女性におけるアルコール依存症のパターン
　治療
　結論
第３章　共依存
　定義の問題
　共依存の源としての家族
　標準的な家族像
　共依存に代わる臨床の言葉
　権力の再分配と責任
　関係に対するお互いの責任を育てる
　変化への期待
　結論
第４章　無力を感じるということ
　フェミニンとマスキュリンへのアプローチ
　権力の見方における変化
　権力からの回復としての嗜癖からの回復
　だが、女性にとってこの旅はどれだけの価値があるのか、それは彼女に貢献するのか
　新しい12ステップ
Part２　嗜癖に対する訓練と治療
第５章　パットン将軍への挑戦
　訓練プロジェクト
　嗜癖治療におけるセラピストの姿勢
　訓練でセラピストの姿勢を発見する
　セラピストの姿勢を維持する
　結論
第６章　われわれはトークショーのホストの城に達しているだろうか？
　時代状況の影響
　体験を物語る
　セラピーにおける暴力と虐待の治療
　治療モデルの三つの段階
　ストーリーを終わらせる
第７章　子ども時代に性的虐待を受けた女性薬物乱用者の治療
　なぜ近親姦のサバイバーは薬物を乱用するのか
　治療上で配慮すべき点
　事例
　結論
第８章　どちらがトップか
　カップルの概要
　臨床における決断
　治療のコース
　結論
　エピローグ
第９章　レズビアンとその家族のための薬物依存治療
　アルコール依存症とレズビアン・ゲイの社会
　薬物依存の治療
　プライド研究所における家族の参加
Part３　治療と回復における特別な問題
第10章　女性の恥
　恥をめぐる情況
　親族の恥
　社会文化的な恥
　解決への道
第11章　共依存か、共感的反応か？
　はじめに
　事例研究
　共依存理論
　「関係内自己」の理論
　フェミニスト家族セラピーを実践することの意味
第12章　男性の共依存についての考察
　コントロール（支配）としての共依存
　支配という男らしさ
　共依存の男性を理解する
　共依存の男性の治療問題