書籍詳細:判決 訴権の濫用

裁判所が、訴え自体が邪道とした歴史的判決のすべて 判決 訴権の濫用 断罪された狂言訴訟

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2002.04
旧ISBN
4-535-51326-0
ISBN
978-4-535-51326-6
判型
四六判
ページ数
240ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

スキャンダラスな「手記」による週刊誌等の大キャンペーンから提訴に打って出た「信平裁判」。受けて立つ弁護団が、熟慮された法廷戦術、強力な証拠類・鑑定書、周到な弁論によって、画期的な訴権濫用判決をかちとるまでの全記録。

目次

PART1 「手記」から「提訴」の企み
第1章 「手記」掲載の背景
 1 信平(のぶひら)氏という人物
 2 明らかなねつ造「手記」
 3 政治利用された「手記」
第2章 「提訴」の真の狙い
 1 悪宣伝を目的とする提訴
 2 提訴と連携した創価学会攻撃
PART2 不当な訴訟戦術から分離判決へ
第3章 不当な訴訟戦術
 1 主張を曖昧にして訴訟の引き延ばしを図る
 2 へ理屈で消滅時効の言い逃れを図る
 3 中間判決の申立て
第4章 分離判決とその後の控訴審
 1 姑息な判決引き延ばし策
 2 第一審・満田(みつだ)判決
 3 控訴審での審理
 4 控訴審判決
PART3 訴権濫用の実態を暴く
第5章 訴権濫用の主張へ
 1 弁論の分離でいっそう明らかとなった虚構の実態
 2 録音テープで暴かれた信平夫婦の実態
第6章 事件の不存在を暴く
 1 昭和58年の「ロアール」は存在しない?
 2 平成3年は道路から丸見えの場所で起こった?
 3 信平側弁護団、突如の全員解任劇
 4 迷走状態に陥った訴訟活動
 5 審理の終結へ
PART4 画期的判決
第7章 訴権の濫用を認定
 1 訴権の濫用の判断を示した加藤判決
 2 訴権濫用理論
 3 訴権濫用の理由
 4 直前に言い渡されたもう一つの信平側敗訴判決
第8章 控訴審
 1 信平側の控訴理由
 2 控訴審判決
第9章 上告審
 1 上告理由
 2 上告審判決
PART5 資料編
 1 第一審(東京地裁)判決
 2 控訴審(東京高裁)判決
 3 略年表