書籍詳細:代数学の基礎 OD版
シリーズ:日評数学選書
名著の復刊 代数学の基礎 OD版
- 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
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内容紹介
「群・環・体」は、小学校~高校の数学を少し高い立場から整理するとき、きわめて自然に出てくる基本的概念であり、現代数学を学ぶときの必須の知識である。教育学部での長年の講義をもとに書き下ろした新鮮味あふれるテキスト。08年12月にOD版として再版。
目次
第0章 現代代数学の誕生
第1章 群の公理と群の例1 群の登場
2 群の例
3 行列は群の豊富な例を提供する
4 群の概念を生み出した置換群
1 ただ1つの元で決まる群
2 有限の算術から生まれた群
3 群構造の類似性を計る写像
4 すべての群準同型が単射になる
5 合同を用いて循環小数を考察する
1 群の作用を持つ集合
2 軌道の個数と組合せの数え上げ
「群論」問題
1 環と体の登場
2 環と体の例
3 環構造の類似性を計る写像
4 数概念の確率と数概念の拡張
5 数概念からの解放
1 有限の算術
2 多項式を可換体上で考える
3 多項式の既約性を判定する方法
4 有理数を構成する
5 すべての環準同型が単射になる
6 多項式環から体を作る
「環論」問題
1 多項式の零点は必ず存在する
2 多項式の零点からなる体
3 有限集合が体になると
4 作図問題を代数的に検討する
5 付録
問題の解答
この本に登場した数学者について