書籍詳細:水俣学講義 第2集

水俣学講義 第2集

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,970円(本体価格 2,700円)
在庫なし
発刊年月
2005.07
旧ISBN
4-535-58443-5
ISBN
978-4-535-58443-3
判型
A5判
ページ数
346ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

水俣病問題を医学の枠に閉じ込めたことが解決を遠ざけた。社会的、政治的経済的問題でもあることを熊本学園大学での水俣学が解き明かす。水俣病は終わっていない。

目次

第1回 なぜ本学で水俣学か/坂本 正

第2回 水俣病患者家族から訴えたいこと/上村好男

第3回 文化人類学から見た水俣病/萩原修子

第4回 記録映画作家の”原罪”について/土本典昭

第5回 離礁―水俣病対策に取り組んで/吉井正澄

第6回 過ちを三たび繰り返さないために/坂東克彦

第7回 社会福祉と水俣病事件/小野達也

第8回 報道としての水俣病事件/小林直毅

第9回 水俣病における食品衛生にかかわる問題/津田敏秀

第10回 私と水俣病/日吉フミコ・松本 勉

第11回 胎児性水俣病の持つ問題/原田正純

第12回 水俣学2期目で何が見えてきたか/花田昌宣