1934年鹿児島県生まれ。1964年熊本大学大学院医学研究科修了、医学博士。熊本大学体質医学研究所助教授を経て、1999年より熊本学園大学社会福祉学部教授。胎児性水俣病、三池一酸化炭素中毒、土呂久砒素中毒、カネミ油症など社会医学的研究を行い、ベトナムの枯れ葉剤の影響や中国・インド・タイなどの砒素中毒、カナダ・ブラジル・中国・アフリカなどの水銀汚染など世界各地を調査。2005年度から水俣学研究所センターを熊本学園大学内と水俣市に開設。2012年6月11日逝去。

『水俣が映す世界』（1989年、日本評論社）で第16回大佛次郎賞受賞。
『水俣学講義』（2004年、日本評論社）で熊日出版文化賞受賞。