書籍詳細:「在日」の家族法Q&A[第2版]
「在日」の家族法Q&A[第2版]
- 紙の書籍
オンラインでの受付ができません。
紙の書籍のご購入
内容紹介
目次
国際私法と法例 在日の家族法上の問題に適用される本国法
Q1-1 渉外的私法関係についての適用ルール「法例」
Q1-2 本国法が準拠法となる場合
Q1-3 日本法が準拠法となる場合
Q1-4 日本法が準拠法となる場合――遺言による相続準拠法の指定
Q1-5 在日の本国法の認定基準
Q1-6 韓国家族法の変遷
Q1-7 北朝鮮家族法の変遷
Q1-8 日本人と婚姻する場合の婚姻の準拠法
Q1-9 アメリカ人と婚姻した場合の婚姻の準拠法
国籍について 在日の国籍について 在日の戸籍(身分登録)について 在日の法的地位について
Q2-1 国籍とは何か、国籍変更について
Q2-2 在日の日本国籍喪失の理由
Q2-3 外国人登録法上の国籍
Q2-4 韓国国籍法の内容
Q2-5 韓国国籍法・日本国籍法上の重国籍者の国籍選択
Q2-6 婚外子の国籍――胎児認知、生後認知の場合
Q2-7 韓国人夫を持つ日本人妻の日本国籍離脱
Q2-8 北朝鮮国籍法の概要
Q2-9 韓国の戸籍制度
Q2-10 北朝鮮の身分登録制度
Q2-11 韓国の戸籍整理、韓国戸籍の訂正
Q2-12 日本人と婚姻した韓国人妻の戸籍及びその子の戸籍の記載
Q2-13 離婚の韓国戸籍への届出
Q2-14 在日の法的地位の変遷
婚姻の実質的成立要件 婚姻の形式的成立要件 婚姻の身分的効力 婚姻の財産的効力(夫婦財産制) 離婚 「在日」夫婦の協議離婚 離婚の効力
Q3-1 在日の婚姻の準拠法
Q3-2 在日の婚姻要件
Q3-3 在日の婚姻――同姓同本婚禁止規定の撤廃
Q3-4 韓国人――近親婚禁止規定の整備
Q3-5 婚姻の方式とその届出
Q3-6 在日の婚姻要件具備証明書について
Q3-7 韓国人の婚姻届出地
Q3-8 在日夫婦間の扶養
Q3-9 韓国戸籍に在日韓国人、在日朝鮮人の婚姻を記載する方法
Q3-10 韓国人の重婚は無効か取消か
Q3-11 在日の離婚の準拠法
Q3-12 朝鮮人夫婦の協議離婚について
Q3-13 在日韓国人夫婦の協議離婚――必要となった「家庭法院の確認」
Q3-14 韓国人の裁判離婚の原因
Q3-15 韓国人の離婚――有責配偶者の離婚請求
Q3-16 朝鮮人の裁判離婚の原因
Q3-17 韓国人の離婚――財産分与・養育費
Q3-18 北朝鮮離婚法と裁判管轄権
Q3-19 離婚の裁判管轄権と韓国戸籍への記載
Q3-20 離婚の裁判管轄権と日本戸籍への記載
在日の準拠法に関して――反致との関係 親子関係に関する準拠法と韓国法、北朝鮮法 後見に関する準拠法と韓国法、北朝鮮法
Q4-1 韓国人男性と日本人女性夫婦の子の親権者
Q4-2 離婚後の親権者――韓国人夫婦の離婚
Q4-3 離婚後の親権者――朝鮮人夫婦の離婚
Q4-4 離婚後の親権者――韓国人日本人夫婦の離婚
Q4-5 離婚後の子の引渡し請求
Q4-6 韓国人未成年者の後見・扶養
Q4-7 日本人夫婦が韓国人を養子にする場合――日本民法の特別養子・05年韓国民法の親養子
Q4-8 在日夫と日本人妻が日本人を養子にする場合
Q4-9 韓国人夫婦が韓国人を養子にする場合
Q4-10 養子縁組の届出
Q4-11 離縁の方法
Q4-12 韓国人夫婦とその子の利益相反行為
Q4-13 婚外子の任意認知
Q4-14 婚外子の死後認知
Q4-15 在日の親に対する扶養
Q4-16 在日の後見開始の審判
Q4-17 在日の任意後見契約
Q4-18 在日親子間の親子関係不存在
Q4-19 母子関係不存在とその裁判管轄権
「在日韓国人」の相続の準拠法 「在日朝鮮人」の相続の準拠法 相続準拠法の適用範囲 相続の前提としての先決問題 遺言 相続を証明する書面――相続人の決定
Q5-1 在日の相続の準拠法
Q5-2 韓国相続法の変遷
Q5-3 朝鮮人に適用される相続法
Q5-4 韓国人の相続――相続人の国籍・相続分
Q5-5 韓国人の相続――何時(ルビ:いつ)の相続法か
Q5-6 韓国人の相続――第1順位の相続人の意味
Q5-7 韓国人の相続――兄弟姉妹の場合
Q5-8 韓国人の相続――妻の相続分
Q5-9 韓国人の相続――配偶者の代襲
Q5-10 韓国人の相続――寄与分に扶養相続分を導入
Q5-11 韓国人の相続――戸主制・戸主継承の廃止
Q5-12 韓国人の相続――相続人不存在、特別縁故者
Q5-13 遺産分割と家裁の調停・審判
Q5-14 韓国人の相続――相続放棄と相続人
Q5-15 韓国人の相続――血族相続人1人の相続放棄
Q5-16 韓国人の相続――子全員の相続放棄
Q5-17 韓国人の相続――限定承認制度
Q5-18 韓国人の相続――特別限定承認制度の新設
Q5-19 在日の遺言の方式と遺言内容
Q5-20 韓国人の遺言――遺留分
Q5-21 韓国人の遺言――相続人の廃除
Q5-22 朝鮮人の相続――相続人行方不明の場合
Q5-23 相続証明書――相続人が北朝鮮へ帰国している場合
Q5-24 相続証明書――戸籍謄本
Q5-25 相続証明書――身分関係を証する書面がない場合
Q5-26 相続証明書――外国人登録原票記載事項証明書
Q5-27 韓国と日本の相続の違い
朝鮮半島における姓(氏)の変遷について 韓国の姓に関する法律上の規定 北朝鮮の姓に関する法律上の規定 国際司法からみた姓(氏)に関する準拠法の見解 姓(氏)に関する実務上の取扱い 在日の姓の諸問題
Q6-1 在日の姓の準拠法
Q6-2 韓国・日本戸籍上の子の姓(氏)
Q6-3 日本人男性と婚姻した韓国人女性の姓の変更
Q6-4 在日の姓――姓とは何か、身分変動により姓は変わるか「姓不変の原則」の修正
Q6-5 認知と子の姓(氏)
Q6-6 韓国人夫婦が婚姻した場合の子の姓――母の姓と本を継ぐことができる
Q6-7 日本人妻は韓国人夫の姓に氏を変更できるか
Q6-8 離婚した韓国人妻の姓に子の姓を変更できるか
Q6-9 通称名とは何か
Q6-10 日本人妻は韓国人夫の通称名に氏を変更できるか
Q6-11 帰化者は氏を韓国風・朝鮮風に改められるか
Q6-12 裁判管轄権――名の変更
1 駐日大韓民国公館一覧表
2 2005年大韓民国「民法一部改正法律(2005年3月31日法律第7427号)」による新旧対照表(作成/西山慶一)
3 「国籍及び家族関係の登録に関する法律」(案)立法予告(抄)(2005年11月4日)(作成/西山慶一)
4 朝鮮民主主義人民共和国関係法令集(解説/大内憲昭)