書籍詳細:法と心理 第5巻第1号

シリーズ:法と心理

法と心理 第5巻第1号 裁判員制度―制度の成立過程と法学的・心理学的検討課題

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 3,520円(本体価格 3,200円)
在庫なし
発刊年月
2006.08
旧ISBN
4-535-06725-2
ISBN
978-4-535-06725-7
判型
B5判
ページ数
122ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

特集として、裁判員制度の検討課題をテーマとするシンポジウムを報告する。さらに、講演記録、投稿論文、書評等、学会の最新の研究成果を盛り込む。

目次

特集=裁判員制度―制度の成立過程と法学的・心理学的検討課題

法と心理学会第5回大会 シンポジウム

裁判員制度:制度の成立過程と法学的・心理学的検討課題―企画趣旨/藤田政博

裁判員制度と「法と心理学会」への期待/四宮 啓

裁判員制度の行方―市民参加で刑事手続はどう変わるか?/白取祐司

裁判員制度下での量刑手続の課題/本庄 武

裁判員制度が機能するための心理学的検討課題について/杉森伸吉



講演記録

法と心理学会第5回大会 講演記録

幼児虐待と人間発達/藤永 保



法学の基礎―法学では何をどのように研究するのか/荒木伸怡

心理学の研究分野と研究方法/越智啓太

法と心理学会第6回大会 特別公開プログラム基調講演

風向きを知るのにお天気キャスターは要らない―日本における取調べ録音・録画について合衆国と韓国から学ぶこと/ディビッド・T. ジョンソン[翻訳]指宿 信・岩川直子



一般論文

仮想的テレビニュースの聴取者による責任判断への話者とフレームの効果/黒沢 香・米田恵美

中国の1歳児クラスにおける所有関係―ヒトの幼児集団は順位制に従うか/山本登志哉



海外学会参加報告

アメリカ心理―法学会American Psychology-Law Society大会参加報告/伊東裕司