書籍詳細:刑事手続打切りの研究

刑事手続打切りの研究 ポスト公訴権濫用論の展望

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  • 紙の書籍
定価:税込 8,330円(本体価格 7,573円)
在庫なし
発刊年月
1995.02
旧ISBN
4-535-51013-X
ISBN
978-4-535-51013-5
判型
A5判
ページ数
416ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

従来からの、公訴権の濫用を理由として訴追を打切るとする「公訴権濫用論」ではまかないきれない様々な手続の打切りの事由を射程に入れ、政策の法理と救済の法理の二面から包括的な理論の構築を目指す。

目次

第1章 訴追の打切り制度の沿革と概要
 第1節 追訴の中止
 第2節 追訴の打切りの立法化
第2章 ニューヨーク州における追訴の打切り制度
 第1節 旧刑事訴訟法671条
 第2節 1970年法の制定
 第3節 CPLによる追訴の打切り判例
 第4節 1979年以降の立法と判例の動向
 第5節 「正義の原理」の意義とその機能
 第6節 各週の打切り制度の比較と検討
第3章 手続打切り論の構造
 第1節 公訴権濫用論から手続打切り論へ
 第2節 手続打切り論の基礎的考察
 第3節 「正義の原理」と手続打切り論