書籍詳細:原子力と法

原子力と法

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
在庫なし
発刊年月
1988.05
旧ISBN
4-535-57718-3
ISBN
978-4-535-57718-8
判型
A5判
ページ数
354ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

スリーマイル島、チェルノブイリなどの原発事故にみられるように、原子力利用に伴う危険はその規模・質ともに深刻な様相を呈する。本書は、原子力の利用・開発の安全性をめぐる諸問題につき法的側面から検討を加える。

目次

第1部 前史―公害から原子力へ

 第1章 ドイツにおける営業警察作用としての公害法規制

 第2章 公害行政の貧困

第2部 原子力開発と法

 第1章 わが国における原子力開発の問題点

  ―原子力汚染と公開の原則を中心にして

 第2章 原子力行政と法体制問題

  ―原子力基本法等改正案をめぐって

 第3章 原子力開発と住民参加

 第4章 西ドイツ原子力施設許可手続における住民参加

 第5章 原子炉に対する行政争訟における(附近住民の)原告適格

  ―三菱原子力工業大宮原子炉事件を手がかりにして

 第6章 伊方原発訴訟における許可処分手続の違法性の存否

 第7章 原発をめぐる残された課題

  ―放射性廃棄物・労働者被曝・住民参加の問題について考察

 第8章 巨大技術の発達と法的統制の行方

  ―チェルノブイリ原子炉暴走事故をめぐって