書籍詳細:持続可能な地域実現と協働型ガバナンス

シリーズ:地域公共人材叢書

地域公共人材叢書第2期 第1巻 持続可能な地域実現と協働型ガバナンス 日米英の事例比較を通じて

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,300円(本体価格 3,000円)
在庫なし
発刊年月
2011.06
ISBN
978-4-535-58590-4
判型
A5判
ページ数
160ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

包括的な地域公共政策の展開を促進するガバナンスの枠組みと地域公共人材の提示を目的とする。

日米英の事例を比較し紹介する。

目次

第1章 持続可能な社会を目指すローカル・ガバナンスの探求

 1 LORC第1期から第2期へ

 2 持続可能な社会とはなにか

 3 イングランド・ポートランド・日本の比較

 4 ローカル・ガバナンスから生まれる持続可能な社会 --- 比較から得られる知見

第2章 英国における持続可能性、地方政府、市民参画

 1 背景

  1-1 英国地方政府の『改革』

  1-2 ガバメントとガバナンス

  1-3 市民参画および住民参加

  1-4 持続可能性、気候変動および環境行動計画

  1-5 欧州連合

 2 英国の政策と制定法

  2-1 地域戦略パートナーシップ

  2-2 地域合意契約(LAA)とトータル・プレイス

  2-3 持続可能なコミュニティ戦略

 3 地域主義、パートナーシップ、エンパワメント

  3-1 地域主義

  3-2 パートナーシップ

  3-3 エンパワメント

 4 持続可能性、地方政府および市民参画

 5 結びのことば

第3章 ポートランドにおける持続可能性政策とプログラム

 1 はじめに

 2 ポートランドにおける持続可能性の実績

 3 交通機関

 4 グリーンビルディング

 5 グリーンストリート

 6 リサイクル

 7 エネルギー

 8 地域に密着した自然食システム

 9 NPOの重要な役割

 10 グリーンな恩恵

 11 ポートランドにおける持続可能性の歴史

 12 ガバナンス

 13 市民参画の文化

 14 むすび:なぜポートランドなのか

  14-1 土地利用政策

  14-2 広域ガバナンス

  14-3 コミュニティ参加

  14-4 パートナーシップ

  14-5 ポートランド説話

第4章 日本における持続可能な地域実現へのチャレンジと課題 --- 飯田市の事例を手がかりに

 1 日本の地方自治体における飯田市のポジション

  1-1 温暖化防止に対する地方自治体の取り組み

  1-2 環境先進自治体としての飯田市

 2 環境モデル都市以前の飯田市の取り組み

  2-1 飯田市の市民参加のあゆみ

  2-2 環境モデル都市の前史 ---「地域ぐるみ環境ISO研究会」

  2-3 環境モデル都市の前史 ---「おひさま進歩エネルギー」

 3 持続可能性な地域づくりとローカル・ガバナンス

  3-1 環境モデル都市としての飯田市

  3-2 グローバリゼイション下での地域経済論

  3-3 地域文化とローカル・ガバナンス

  3-4 ローカル・ガバナンスを測る物差し

第5章 持続可能な社会の実現のために --- 日本の地域にとっての教訓

 1 英・米・日における持続可能な地域づくりの比較

 2 比較から見た持続可能性にかかわる制度、政策、市民

  2-1 地方自治制度の改革と市民参加

  2-2 超国家的機関、中央政府、広域政府の役割

  2-3 持続可能な発展に向けた政策展開

  2-4 持続可能な地域づくりに向けた市民参加の発展

  2-5 パートナーシップ

  2-6 市民の組織とその基盤

  2-7 地域公共人材、人的資源の実際 --- 市民のリーダーシップや活動の活発度

  2-8 ローカル・ガバナンス

 3 日本の地域にとっての教訓

  3-1 持続可能な地域への取り組みとその課題

  3-2 ローカル・ガバナンスを支える地域公共人材

  3-3 持続可能な発展へ地域からの再構築

索引